アンフェア: 黒幕と裏切り者の全リストをネタバレ解説

『アンフェア』は、篠原涼子演じるクールで常識破りの刑事・雪平夏見が、立て続けに起こる猟奇事件に挑むスリリングなサスペンスドラマです。

雪平は捜査一課の警部補で、検挙率は捜査一課ナンバーワン。

男勝りの性格で少年であっても犯罪者を決して許しません。

バディを組む新人刑事の安藤一之や、高い洞察力を持つ警部の三上薫らと共に事件解決に奔走します。

また、雪平の元夫・佐藤和夫や、声を失った娘の美央、美央の面倒を見る家政婦の牧村紀世子など、事件に関わる人物も数多く登場します。

警察上層部とのパイプを持つ管理官の山路哲夫や、古参の刑事・安本正広らも重要な役割を果たします。

雪平は事件を通じて、正義と悪、そして家族や仲間との絆に向き合いながら、自身の信念を貫きます。

刑事雪平夏見は、かつて父親を殺害された過去を持ち、その犯人を捜すために刑事となった。

また、殺人現場では、被害者と同じ格好をして、被害者の最期の視界を体験する独自の捜査手法を行う。

雪平は、予告型殺人事件や募金型誘拐事件など、数々の難事件を解決する。

しかし、過去の未成年の射殺事件が原因でマスコミの追及にさらされる。

連続殺人事件では、雪平の元夫や同僚が殺害され、容疑者にされてしまう。

最終的に、犯人は雪平の同僚である安藤一之であることが判明する。

安藤は、雪平を追い詰めるために事件を起こしており、復讐を果たそうとしていた。

2015年公開の映画「アンフェア the end」は、人気ドラマシリーズ「アンフェア」の完結編です。

物語では、ドラマで謎だった黒幕が明らかになり、主人公の父親を殺害したのは、元夫で娘の父親である佐藤和夫だと判明します。

佐藤和夫は、機密データを巡る戦いの中、主人公の父親を殺害した真犯人でした。

アンフェア映画シリーズは、刑事の雪平夏見が父親殺しの犯人を捜すことから始まる物語です。

ドラマ版では「アンフェアなのは誰か」という謎のメッセージを残した殺人事件が連続して発生し、映画版では雪平の娘が誘拐される事件が起きます。

最終章の「アンフェアtheend」で、警察上層部の真下正義が黒幕であることが明らかになります。

真下は雪平の父親殺害にも関与しており、組織を守るためにさまざまな裏工作を行っていたのです。

アンフェアのドラマでは、すべての事件の黒幕は雪平の相棒「安藤」だったことが明らかになります。

安藤は、雪平がかつて殺害した未成年の友人であり、彼女に復讐するため、事件を起こしていたことがDVDの映像から判明します。

安藤は、牧村の殺害も実行し、雪平の手によって死にたいと望んでいました。

アンフェアのドラマでは、安藤は雪平に語りかけるシーンが度々登場し、雪平の心に深い傷を残しました。

斉木と雪平の対決中、斉木は誰かに狙撃されて命を落とします。

事件は解決したかに見えたものの、見えない黒幕がまだ暗躍していることが示唆されます。

雪平は真犯人を突き止め、警察内部の不正を暴く闘いを続けることになります。

篠原涼子が演じる雪平夏見は、敏腕刑事です。

警察とテロリストとの緊迫した攻防戦の中、一人娘を救出するため警察病院に潜入します。

警察庁長官を人質に取り病院を占拠したテロリストは、警察庁が不正に入手した裏金80億円を要求。

雪平は死と隣り合わせの現場を渡り歩き、常にポーカーフェイスで武装しています。

篠原涼子は1991年にレギュラー出演したバラエティ番組で注目を集め、1994年には小室哲哉プロデュースによるシングルが大ヒット。

その後は女優活動を中心に活躍しています。

警察内部の不正を暴こうとする雪平の前に、かつて死んだはずの元恋人が現れ、彼女の身に危険が迫っていると警告する。

最高検察庁の武部将臣は、村上親子が不正組織に所属している疑いがあると打ち明け、雪平に情報提供を求める。

雪平は想像を絶する行動に出るが、“闇”の組織は彼女を追い詰めていく。

劇中では結論が出ないまま終わるが、雪平の父親を殺害した犯人だけは村上親子と判明する。

斉木は裏金を調査していた際に爆弾で婚約者を失った過去を持つ。

蓮見は機密文書を手に入れるため斉木と手を組んでいたが、取引の際に斉木に射殺される。

斉木の目的は蓮見から機密文書を奪うことであった。

一条は雪平の父親、元旦那、薫ちゃんを殺害したが、情が湧き美央ちゃんを殺さなかった。

最終的に愛ゆえに雪平を守って死亡した。

斎木と後藤は警察を根底から変えようとした人物で、不正を暴くために立てこもり事件を起こし、機密データを盗み出した。

斎木は機密データを持って警察を変えようとしたため生き残った。

警察は、幼なじみの理恵子殺害事件と予告殺人事件の関連性を捜査。

雪平は、予告殺人事件の編集者・瀬崎に疑念を抱き、瀬崎の銀行口座に金を振り込んだ作家・久留米にも注目する。

捜査が進展する中、警察は、小説落札をもくろむ出版社の話に乗り、おとり捜査を実施していた。

雪平は、公安内部の情報を警察にスパイする任務を受け、捜査中に殺害された父親の死に関わっていることを知る。

この出来事が、雪平が刑事になるきっかけとなった。

その後、SPドラマが製作され、父親の死のきっかけが描かれる。

Amazon Prime Videoで視聴可能。

また、雪平の娘の車爆発事件と、不正資金80億円をめぐるテロリストとの攻防を描いた映画も公開された。

アンフェアドラマの最終話で、雪平は連続殺人の真犯人が自分への復讐のために犯行を犯していることを知る。

犯人は雪平の娘を誘拐し、元夫を非難するなど、周到に雪平を陥れ、愛する人を奪っていった。

雪平は真犯人と対峙するため、危険な賭けに出る。

警視庁次長は不正に関与しているため裏金要求に応じず、テロリストは人質の看護婦を撃ち殺します。

雪平は美央を探して病院に潜入しますが、SAT隊員がテロリスト側に寝返っていることが判明します。

隔離された戸田は美央を見つけ、美央は戸田に寄り添います。

一方、雪平は蓮見の姿を見て薫を疑い始めます。

テロリストは警視庁長官を殺害し、今度は全国民を人質に取ります。

戸田の病状が進行する中、美央は雪平に気づいてもらうため音を立てます。

雪平は感染病棟を見つけますが、ドアが施錠されており、美央と戸田が感染していることに気づきます。

2006年から始まった刑事ドラマ＆映画シリーズ「アンフェア」は、篠原涼子演じる雪平夏見が数々の難事件に挑む物語。

雪平は父親を殺された犯人を見つけるため刑事になり、コンビを組む新米刑事・安藤一之とともに推理小説のような事件を解決していく。

事件の黒幕は二転三転し、ドラマ終了後も映画やSPドラマと全8作品に広がった。

シリーズは、雪平の父親殺害犯の捜索を軸に、彼女の周囲の人物が巻き込まれる複雑な事件を描いている。