ニゲラって知ってる？魅力的な花だけど、毒性もあるってホント？とは！？

公開日: 2024-07-02

最終編集: 2024-07-02

📘 この記事で分かる事！

💡 ニゲラは、キンポウゲ科クロタネソウ属の秋まき一年草です。

💡 花色は白、青、ピンクなどがあり、開花後にはラグビーボールのような実をつけます。

💡 ドライフラワーとして楽しむこともできます。

それでは、ニゲラの基本情報から詳しく見ていきましょう。

ニゲラの基本情報と栽培方法

ニゲラは、日当たりの良い場所を好み、比較的寒さに強い植物です。

🔖 関連記事の要約！ニゲラとは？ユニークな花を咲かすニゲラを育ててみよう！

✅ ニゲラは、キンポウゲ科クロタネソウ属の秋まき一年草で、細く裂けた葉と独特の糸状の総ほう片を持つ花が特徴です。

✅ 花色は白、青、ピンクなどがあり、開花後にはラグビーボールのような実をつけ、ドライフラワーとして楽しむこともできます。

✅ 日当たりと風通しの良い場所を好み、比較的寒さに強く、春に花を咲かせ、夏には枯れる性質を持っています。

さらに読む ⇒

GardenStory (ガーデンストーリー)出典/画像元: https://gardenstory.jp/plants/55947

独特の糸状の総ほう片を持つ花が特徴的で、とても可愛らしいですよね。

ニゲラは、地中海沿岸～西アジア原産の一年草で、白、ピンク、青、紫、複色など様々な花色があります。花弁のように見える部分は萼片で、苞と呼ばれる糸状の葉が花を包むように覆っています。本当の花弁は退化していて目立ちません。ニゲラは、秋まきが基本ですが、地域によっては春まきも可能です。種まき時は、嫌光性種子なので覆土をする必要があります。ニゲラは移植を嫌うので、育てたい場所に直接種をまくのがおすすめです。ニゲラはこぼれ種でも簡単に増えるため、放っておいても毎年花を楽しむことができます。ニゲラは、クロタネソウ属の一年草で、個性的な花姿が魅力です。種まきや苗植えは、9～10月が適期です。種まきは、土をしっかりと被せることが発芽のポイントです。苗植えは、日当たりと風通しのよい場所を選び、水はけのよい土に植え付けます。水やりは、土の表面が完全に乾いてからたっぷりと与えましょう。肥料は、植え付け時に緩効性化成肥料を混ぜ込むだけで十分です。ニゲラは、日当たりと乾燥気味な環境を好みます。寒さに強く暑さに弱いため、暖地以外では、霜よけを施し、湿度の高い環境を避けるようにしましょう。

え、まじ！？めっちゃ可愛いじゃん！うちにも植えたいわ！

そうやね、なかなか見かけない花やけん、興味深いね。

あら、ニゲラって言うのね。昔は、魔女が使う魔法の草って呼ばれてたのよ。

ニゲラの魅力と注意点

ニゲラは、花が長く楽しめる、花の色が豊富など、魅力的な面もあります。

🔖 関連記事の要約！庭にニゲラを植えてはいけないのはなぜ？毒と増えすぎ問題！

公開日:2024/04/11

✅ ニゲラは可愛らしい花を咲かせますが、種に毒があり、こぼれ種で増えやすく、実の形が特徴的なため、庭植えには注意が必要です。特に小さな子供やペットがいる家庭では、誤って種を食べてしまう可能性があり、健康被害のリスクがあります。

✅ ニゲラはアブラムシがつきやすく、風通しや肥料の量に注意が必要です。また、種がこぼれやすく、庭に植えると望まない場所に生えてくる可能性があります。

✅ ニゲラは、花が長く楽しめる、花の色が豊富など、魅力的な面もあります。しかし、毒性や虫害など、デメリットも考慮して、庭に植えるかどうか判断する必要があります。

さらに読む ⇒

Floracrafters出典/画像元: https://floracrafters.com/88.html

でも、毒性や虫害など、デメリットも考慮する必要があるんですね。

ニゲラは、青や白の可愛らしい花のように見える萼片を持ち、花は退化している特徴的な植物です。花期が長く、様々な色の花を楽しむことができ、切り花やドライフラワーとしても楽しめます。ニゲラの実は「藪の中の悪魔」と呼ばれるほど奇妙な形をしており、虫害にも注意が必要です。ニゲラは、種で増やすことができます。花が咲き終わった後についた実が十分に膨らんだら、付け根から切り取って乾燥させ、中の黒い種を採取して植え付けます。ニゲラは、アブラムシが発生することがあります。少数であれば捕殺できますが、大量に発生したときは薬剤を散布して駆除しましょう。ニゲラの栽培を検討する際には、毒性、種子の拡散、実の形、虫害など、これらの側面を考慮し、適切な対策を講じる必要があります。

え、まじ！？毒性あるん！？怖すぎ！

そうか、気をつけなあかんね。うちには子供おるけん、庭には植えん方がいいかな。

あら、毒があるってことは、魔除けにもなるのよ。昔は、魔除けとして使われてたわ。

ニゲラの毒性と食用

ニゲラ・サティバは、スパイスとして利用され、健康効果もあるそうです。

🔖 関連記事の要約！奇跡のスパイス゛と呼ばれるスーパーフード『ニゲラ・サティバEX』を11月28日に発売！

✅ 「ニゲラ・サティバEX」は、健康上の利点が多いとされるスパイス「ニゲラ・サティバ」を主成分とするサプリメントで、株式会社食品医学研究所から11月28日に発売されます。

✅ 同研究所では数年前からニゲラ・サティバの試験栽培を行い、純国産化を目指しており、本商品はインド産またはイラン産の種子と国産種子をミックスし、チモキノンの含有量を約2倍に高めた点が特徴です。

✅ ニゲラ・サティバはクセのある味や香りがあるため、カプセル化され、手軽に摂取できるようになっています。食習慣や生活習慣が乱れがちな方、体の調子や肌のコンディションが気になる方、記憶力や免疫力が気になる方などに推奨されています。

さらに読む ⇒

記事掲載数No.1 プレスリリース配信サービス出典/画像元: https://www.atpress.ne.jp/news/336257

でも、園芸品種のニゲラは毒性があるので、食用にする場合は注意が必要です。

ニゲラは、種に毒があり、特に子どもやペットが誤って摂取すると健康被害のリスクがあります。また、種がこぼれて増えやすく、庭の他の植物の生育を阻害したり、望まない場所に生えてくる可能性があります。ニゲラ (クロタネソウ) は、青や白、ピンクの花を咲かせ、ドライフラワーとしても人気の風船ポピーの果実を持つ一年草です。16品種が存在し、その中でもブラッククミンと呼ばれるニゲラ・サティバは、スパイスとして利用され健康効果があると注目されています。しかし、園芸品種のニゲラの種子は有毒であるため、食用にする場合は必ずニゲラ・サティバを選びましょう。

え、まじ！？毒性あるん！？でも健康効果もあるって、なんか矛盾してるやん！

そうやね、よく分からんけど、体に良いものは毒もあるって言うし、まあ、ほどほどに食べとけば大丈夫やろ。

あら、昔は、ニゲラを薬として使ってたのよ。薬は毒でもあるし、毒は薬でもあるって言うじゃない。

ニゲラの栽培環境と注意点

ニゲラの栽培は、日当たりと水はけの良い場所を選び、種まきをして育てます。

🔖 関連記事の要約！ニゲラの育て方】種まきの時期は？実から種取りできる？寄せ植えで相性がいいのは？

✅ ニゲラは、繊細な茎を持つ一年草で、青、白、ピンク、紫色の花を咲かせます。花後はバルーン状の実をつけ、種を採取することができます。

✅ 日当たりの良い水はけの良い場所で育て、9月から10月に種まきを行い、発芽後、苗が密になったら間引きを行うのがポイントです。

✅ ニゲラは比較的病害虫に強く、実から種を採取して翌シーズンに播種することができます。寄せ植えでは、ラベンダー、キンギョソウ、ベルフラワー、アガパンサスなど、同じ花色・トーンで初夏に咲く花との組み合わせがおすすめです。

さらに読む ⇒

GreenSnapSTORE | 植物は送料無料＆育て方サポートで安心出典/画像元: https://greensnap.co.jp/columns/grow_nigella

比較的病害虫に強く、種から簡単に増やすことができます。

ニゲラは、日当たりと水はけの良い場所で育てます。鉢植えでは、鉢土の表面がよく乾くのを待って、たっぷり水やりします。庭植えでは、根がよく張ったあとは、特に乾燥しないかぎり不要です。用土には、水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土小粒5、腐葉土3、軽石2の割合で配合したものがよいでしょう。秋にタネをポットにまいて育てた苗は、10月上旬から11月下旬に大きく育ったら花壇やコンテナに植えつけます。3月中旬から4月下旬に植えつけます。花壇にタネを直まきすることもできます。害虫にはアブラムシが発生することがあり、早期に発見し駆除する必要があります。ニゲラは初心者でも育てやすく、耐寒性が強いことから、長く楽しむことができる花です。

まじ！？簡単そうやん！うちでも育ててみようかな！

そうやね、育てやすいなら、庭に植えてみようかな。

あら、ニゲラは、昔は妖精が住む花って呼ばれてたのよ。