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臨死体験は本当に存在するのか?科学が解き明かす臨死体験の真実とは!?

臨死体験は本当に存在するのか?科学が解き明かす臨死体験の真実とは!?
📘 この記事で分かる事!

💡 臨死体験は、心臓が止まった後に起こる意識の変容のことです。

💡 臨死体験は、科学的に解明されつつあります。

💡 近年では、臨死体験が脳の活動と関連している可能性が示唆されています。

それでは、臨死体験に関する最新の研究をご紹介しましょう。

臨死体験 オーブリー・オスティーンさんの体験

それでは、最初の事例として、オーブリー・オスティーンさんの体験をご紹介しましょう。

🔖 関連記事の要約!1か月に3回も臨死体験する女性の告白! イエス・キリストとの交流を繰り返すプロセスの謎
1か月に3回も臨死体験する女性の告白! イエス・キリストとの交流を繰り返すプロセスの謎

✅ イギリスの女性、ビバリー・ギルモアさんが、1~2週間に1回のペースで臨死体験と幽体離脱を繰り返している。

✅ 彼女は臨死体験の中でイエス・キリストと出会い、プライベートな関係を築いていると主張している。さらに、ウォルト・ディズニーにも出会い、新しいキャラクターを創り出す手伝いをしているという。

✅ ギルモアさんの症状の原因は不明だが、リエージュ大学昏睡科学グループが彼女の臨死体験と幽体離脱の謎を解明しようと研究を進めている。

さらに読む ⇒webムー 世界の謎と不思議のニュース&考察コラムwebムー 世界の謎と不思議のニュース&考察コラム出典/画像元: https://web-mu.jp/paranormal/17522/

これは、驚くべき体験ですね。

2020年12月、80歳のオーブリー・オスティーンさんは心臓発作で心肺停止状態に陥りました。蘇生後、彼は自分の体が胸郭を離れて手術台の上を浮遊しているのを見たと言い、神のような存在に出会ったと証言しています。この体験は臨死体験と呼ばれるもので、心肺停止後に起こる意識の変容です。

マジ!?心臓止まったのに、浮いてたん!?

なるほど、確かに不思議な体験やね。

あー、そっか。魂が抜けるって言うんは、本当やったんやな!

臨死体験の科学的探求 パーニア医師の研究

次にご紹介するのは、臨死体験の科学的研究です。

🔖 関連記事の要約!心停止後でも1時間は意識が働いている可能性が示される

公開日:2023/09/19

心停止後でも1時間は意識が働いている可能性が示される

✅ 心停止後も脳は活動を続け、意識が失われるわけではない可能性があることが、最新の脳科学研究で明らかになりました。

✅ 心停止後の意識は、幻覚や妄想ではなく、明確な意識が関与した現象である可能性が高く、臨死体験は実際に起こっていることを示唆する研究結果が出ています。

✅ 今回の研究は、現在の死亡認定基準の見直しや、臨死体験のメカニズム解明に大きく貢献する可能性を秘めています。

さらに読む ⇒ナゾロジー - ふしぎな科学と最新ニュースを楽しく配信!ナゾロジー - ふしぎな科学と最新ニュースを楽しく配信!出典/画像元: https://nazology.net/archives/134551

脳波の測定結果から、臨死体験が実際に起こっている可能性が示唆されたというのは興味深いですね。

ニューヨーク大学病院のサム・パーニア医師は、臨死体験の謎を解き明かすべく、心肺停止中の脳の電気的な活動を測定する研究を行いました。彼の研究チームは、25病院の心肺停止患者を対象に、蘇生中の脳波を測定しました。その結果、心肺停止状態になったにもかかわらず、脳波が平坦になるどころか、ガンマ波、デルタ波、シータ波、アルファ波、ベータ波などの電気的な活動が観測されました。パーニア医師は、これらが臨死体験の根拠となる可能性を示唆しています。

へぇー、脳って心臓止まってても動くんや!

マジか、脳が動いてたんか。やっぱ、死んだら終わりってわけじゃないんかな。

魂は、脳みその中に住んでたんか?

死の再定義 蘇生医療と脳の活動

続いて、死の再定義についてお話しましょう。

🔖 関連記事の要約!心肺停止後の神経学的予後│医學事始 いがくことはじめ
心肺停止後の神経学的予後│医學事始 いがくことはじめ

✅ 心肺停止後の神経学的予後判定は、単一の指標ではなく、複数の要素を総合的に判断する「多面的神経学的予後判定」が重要です。

✅ 神経学的予後判定には、脳波、SSEP、画像、バイオマーカー、神経所見など様々な要素が考慮されますが、鎮静薬や低体温などの交絡因子を除外した状態で評価する必要があります。

✅ 神経学的予後判定は、患者の年齢や併存疾患、全身状態、希望などを考慮した上で、生命維持療法の継続・中止の判断に役立ちます。しかし、神経学的予後判定を生命維持療法の中止という結論に結びつけないように、客観的な評価を心がける必要があります。

さらに読む ⇒医學事始 いがくことはじめ医學事始 いがくことはじめ出典/画像元: http://igakukotohajime.com/2022/07/23/%E8%98%87%E7%94%9F%E5%BE%8C%E8%84%B3%E7%97%87%E3%81%AE%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E5%AD%A6%E7%9A%84%E4%BA%88%E5%BE%8C%E5%88%A4%E5%AE%9A/

従来の死の定義が、変化しつつあるというお話は、非常に興味深いですね。

パーニア医師は、従来の死の定義では、心臓が止まり脳が機能停止した時点で不可逆的な死が訪れるとされていましたが、CPRの発達により、その概念は覆されつつあると主張しています。近年では、心臓が止まった後も、脳細胞はしばらくの間生き続け、蘇生が可能な場合があります。

死んだと思っても、実は生きてるかもってこと!?

なるほど、死って、心臓が止まっただけじゃなかったんやね。

死って、何なんだ?

今後の展望 臨死体験研究の重要性

では、最後に、臨死体験研究の展望についてお話しましょう。

🔖 関連記事の要約!臨死体験 死に瀕した脳が見せる世界

公開日:2022/06/14

臨死体験 死に瀕した脳が見せる世界

✅ 臨死体験は、痛みから解放されたり、トンネルの出口に明るい光が見えたり、自分の肉体から離れて浮遊するなど、共通の特徴を持つ奇妙な体験であり、作り話ではなく科学的に研究する価値がある。

✅ 臨死体験は、極限状態における脳の働きを示す可能性があり、脳科学的に解明を進めることで、生と死の境界を理解する新たな知見が得られると考えられる。

✅ 記事の著者は、シアトルのアレン脳科学研究所でマインドスコープ・プログラムの首席科学者を務めるChristof Koch氏であり、臨死体験の科学的な研究を進めることで、意識や脳の働きについて新たな知見が得られることを期待している。

さらに読む ⇒日経サイエンス日経サイエンス出典/画像元: https://www.nikkei-science.com/202102_084.html

意識や脳の働きを解明する上で、臨死体験の研究は非常に重要ですね。

さらに、パーニア氏は、心停止を生き延びた人の約10%が臨死体験を報告するというデータを紹介し、従来の科学的な認識では説明できない現象を研究する必要性を訴えています。今回の研究は、臨死体験が単なる幻覚ではなく、脳の活動と関連している可能性を示唆する重要な発見であり、今後の研究に期待が寄せられています。

え、めっちゃ気になる!もっと研究して欲しいわ

将来、死んだら、意識がどうなるか分かるんかな?

死後の世界があるんだったら、そこに行きたいわ!

臨死体験は、科学的に解明されつつあり、今後も研究が期待されます。

🚩 結論!

💡 臨死体験は、心臓が止まった後に起こる意識の変容です。

💡 臨死体験は、脳の活動と関連している可能性があります。

💡 死の定義は、従来の考え方から変化しつつあります。