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『イッテQ!』祭り企画はやらせだった?BPOが認定した!!

『イッテQ!』祭り企画はやらせだった?BPOが認定した!!
📘 この記事で分かる事!

💡 BPOが『イッテQ!』の祭り企画に放送倫理違反があったと認定した。

💡 番組スタッフが祭りの企画過程を把握していなかったことが問題視された。

💡 日本テレビは祭り企画を休止し、制作体制を見直すことを発表した。

それでは、最初の章から見ていきましょう。

BPOによる『イッテQ!』祭り企画への批判

今回のBPOの発表は、番組制作における倫理的な問題を浮き彫りにしました。

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公開日:2019/07/05

イッテQ!」に放送倫理違反を指摘したBPO 「新しい面白さを貪欲 ...

✅ BPO放送倫理検証委員会は、日本テレビのバラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」の「祭り企画」に、番組のために用意されたものが存在したと認定し、放送倫理違反があったと結論付けました。

✅ 委員会は、「祭り企画」が定着していく過程で、出演者の「ガチンコ」な姿に注目しすぎた結果、祭りの企画そのものへの関心が薄れていたと指摘し、番組スタッフが制作過程の重要な部分を把握していなかったことが問題だとしました。

✅ 委員会は、制作会社が番組の意向で祭りを企画したり、実質的に主催者となったりしていたことを認め、祭り企画の休止を発表した日本テレビに対し、バラエティーの可能性を追求し、新しい面白さを貪欲に追求していくことを期待すると述べています。

さらに読む ⇒ハフポスト - 日本や世界のニュース、会話を生み出す国際メディアハフポスト - 日本や世界のニュース、会話を生み出す国際メディア出典/画像元: https://www.huffingtonpost.jp/entry/itteq-bpo_jp_5d1eeecfe4b01b8347341f34

番組の制作過程が不透明だったことは、視聴者に対する裏切り行為と言えるでしょう。

日本テレビの人気バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」の「祭り企画」にやらせ疑惑が浮上した問題で、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は、7月5日に「程度は重いとは言えないものの放送倫理違反があったと言わざるを得ない」とする意見を公表しました。委員会は、問題が指摘されていた「ラオス・橋祭り」と「タイ・カリフラワー祭り」の2つの「祭り」は、番組のために用意したものであったと認定。番組スタッフは、祭りが番組のために準備されたものであることを把握していなかったものの、委員会は、制作過程の重要な部分を制作者側が把握していなかった点を問題視しました。背景として、制作者側が「ガチンコの姿にフォーカスし過ぎる余り、ガチンコの゛舞台゛そのものへの関心をほとんど失っていったのではないか」と指摘。また、ナレーションやスーパーで出演者がもともとある祭りに参加しているように視聴者を誘導した点も問題視しました。日本テレビは、その他の109の祭り企画について自主的に調査し、委員会に報告。報告によると、初めて開催した催しを「年に一度」とナレーションをつけたものが3件あったとのことです。委員会は、バラエティーの可能性を高く評価しつつ、制作者側に「綿密に計算した形で新しい面白さを貪欲に追求して欲しい」とメッセージを送りました。日本テレビは、BPOの意見を真摯に受け止め、今後の番組制作にいかしていくとしています。

えー、まじで?知らんかったわ。なんか、イッテQ!って、ホンマにガチンコでやってるとおもてたわ。

うっわ、マジかよ!?ショックやわ。でも、まあ、テレビって、そういうもんやろ?

あら、そうなんですか。今の若いもんは、ホンマに騙されやすいわね。テレビなんか、信用しちゃダメよ。

『イッテQ!』製作陣による説明と謝罪

日本テレビ側の説明には、釈然としない部分があります。

🔖 関連記事の要約!イッテQ!」:日テレがやらせ否定 「現地会社が提案」

公開日:2018/12/08

イッテQ!」:日テレがやらせ否定 「現地会社が提案」

✅ 日本テレビは、バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」のラオス「橋祭り」企画でやらせの疑いがあったとの週刊文春の報道に対し、現地コーディネート会社からの提案に基づいた企画であり、やらせではないと反論しました。

✅ 週刊文春は、現地関係者からの証言として、「橋祭り」は存在せず、日本側がセットを準備した可能性を指摘しました。また、参加者に高額の協力費が支払われたとも報じています。

✅ 日本テレビは、今後も予定通り番組を放送していくと表明しました。

さらに読む ⇒ニュースサイトニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20181109/k00/00m/040/120000c

番組制作サイドの言い訳に聞こえてしまいますね。

日本テレビは、番組『世界の果てまでイッテQ!』の『祭り』企画をめぐり、視聴者に疑念を抱かせ、ご心配をおかけしたことを深くお詫びしました。番組は、大規模なフェスティバルから小さなゲームまで、様々な催しを『祭り』と名付けて扱ってきましたが、一部の『祭り』において、開催実績や開催経緯などの説明に誤りがあったことが判明しました。番組の意向でコーディネート会社が主催者に提案したり、実質的な主催者となったりしてイベントを開催したケースがあり、中には場所や時期を変更して開催したものもありました。また、番組がコーディネート会社に支払っている撮影経費の中から、開催費用や賞金、参加費、協力費などが支払われていることもありました。番組は、ロケやスタジオで起きたことをありのままに伝え、ありのままに見せることを大切にしてきた番組ですが、今回の問題では、視聴者が『祭り』としてイメージするには無理があるものまで、『祭り』として扱っていたことが原因であると説明しています。番組は、今後『祭り』企画を当面の間休止し、制作体制の見直しを行うと発表しました。また、番組は、『やらせ』や『でっちあげ』の意図はなかったと強調し、事実を捻じ曲げたり、隠したりすることはなかったと説明しています。しかし、扱った『祭り』に関する開催の経緯や実績などの説明が不十分であった点については反省しています。番組は、バラエティー番組がある程度虚構を含むものであったとしても、面白ければいいということでは済みません。制作者の感性が一般社会の倫理観、価値観と離れては、番組作りはできないということを肝に銘じていくと述べています。番組は、コーディネート会社は番組制作における大切な協力者であり、番組の放送責任は日本テレビにあると説明しています。また、出演者の責任については触れていません。

えー、まじで?嘘やん!そんな、ありえないやろ。

いや、でも、テレビって、そういうもんやろ?別にええやん。

あら、そうなんですか。ま、テレビなんか、全部嘘ばっかりよ。

BPOによる『イッテQ!』祭り企画の放送倫理違反認定

放送倫理違反と認定されたことは、番組制作における重大な問題です。

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✅ 日本テレビの「世界の果てまでイッテQ!」の「タイ・カリフラワー祭り」と「ラオス・橋祭り」は、制作スタッフが現地コーディネーターによるリサーチからロケの実施までの過程をほとんど把握していなかったため、放送倫理違反があったと判断されました。

✅ 委員会は、番組のために用意された祭りでありながら、制作スタッフがその過程を把握していなかったこと、視聴者の「了解」の範囲を見誤り、ナレーションによって地元に根差した祭りへの挑戦と思わせたこと、祭りそのものへの関心が希薄化し、安易なナレーションを生んだことを指摘しました。

✅ 委員会は、制作過程の重要な部分を制作者側が把握していなかった点で、その過程が適正に保たれていなかったこと、ナレーションとスーパーで出演者がもともとある祭りに参加しているように視聴者を誘導した点で、視聴者の期待に反するものだったと結論づけました。

さらに読む ⇒PR TIMES|プレスリリース・ニュースリリースNo.1配信サービスPR TIMES|プレスリリース・ニュースリリースNo.1配信サービス出典/画像元: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000004559.html

視聴者を欺くような行為は許されるものではありません。

日本テレビの『世界の果てまでイッテQ!』の『タイ・カリフラワー祭り』と『ラオス・橋祭り』の企画は、放送倫理検証委員会から放送倫理違反があったと判断されました。委員会は、番組のために用意された祭りだと認識していなかった制作スタッフ、視聴者を欺くナレーション、祭りそのものへの関心の希薄化を指摘し、制作過程の適正さを疑問視しました。また、祭りへの参加を出演者がしているように視聴者を誘導した点は、視聴者の期待に反するものとして、放送倫理違反に該当すると判断されました。委員会は、バラエティー制作者に、世の中の権威や無意味な制約を笑い飛ばし、新たな驚きや笑いを届けるしなやかさと気概を持ち続けることの重要性を訴えました。日本テレビは、委員会決定を受け、社内研修の実施、番組審議会への報告、再発防止への取り組みなど、様々な対策を講じています。

えー、マジかよ!?ホンマに、イッテQ!、終わりやんな。

うっわ、ほんまに?ショックやわ。

あら、そうなんですか。テレビの時代は終わったわね。

日本テレビ社長による謝罪と祭り企画休止発表

日本テレビ社長による謝罪は、視聴者に対する誠意の表れと言えるでしょう。

🔖 関連記事の要約!イッテQ、日テレ社長が謝罪 祭り企画を休止・調査へ:朝日新聞 ...

公開日:2018/11/15

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✅ 日本テレビは、バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」で、番組のために作られた催しを地元の祭りとして紹介していた問題を受け、大久保好男社長が謝罪し、祭り企画を当面休止すると発表しました。

✅ 社長は、制作陣にやらせの意図はなかったと説明する一方で、企画全体について調査していることを明らかにし、祭りの企画の解釈を拡大しすぎたために視聴者が祭りとしてイメージするには無理があるものまで祭りとして扱っていたと認識を示しました。

✅ また、週刊誌が疑惑を報じた後の対応に問題があったことも認め、当初の見解を訂正し、放送責任は全て日本テレビが負うものだと述べました。

さらに読む ⇒朝日新聞デジタル:朝日新聞社のニュースサイト朝日新聞デジタル:朝日新聞社のニュースサイト出典/画像元: https://www.asahi.com/articles/ASLCH5QKMLCHUCLV00J.html

祭り企画の休止は、番組制作体制の見直しを促すための決断でしょう。

日本テレビのバラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」が、番組のために作られた催しを地元の祭りとして紹介していた問題を受け、日テレの大久保好男社長は謝罪し、祭り企画を当面休止することを発表しました。社長は「企画について疑念、ご心配をおかけする事態となった。おわび申し上げます」と述べ、制作陣に意図はなかったと説明する一方、企画全体について調査していることを明らかにしました。企画に疑念が生じた理由について、制作陣が祭りの企画の解釈を拡大しすぎて、視聴者が祭りという名前でイメージするには無理があるものまで、祭りとして扱っていたためだと説明しています。番組のために「祭り」が催されたことは「やらせ」に当たるのではないかと問われると、批判を真摯に受け止めたいと答え、明言を避けました。企画の休止期間については、自信を持ってお届けできる態勢が整うまでと答えています。また、週刊誌が疑惑を報じた後の対応に問題があったことも認め、当初の見解を訂正しました。

えー、マジ!?社長まで謝罪したんか。

やっちゃいましたね〜。でも、まあ、反省して、これから頑張ってくれればええんやないかな?

あら、そうなんですか。ま、テレビなんか、全部嘘ばっかりよ。

日本テレビ社長による謝罪と祭り企画休止発表(詳細)

日本テレビは、祭り企画に関する説明責任を果たす必要があります。

🔖 関連記事の要約!イッテQ!お祭り企画休止を日テレ社長が発表、謝罪 謝礼も ...
イッテQ!お祭り企画休止を日テレ社長が発表、謝罪 謝礼も ...

✅ 日本テレビの「イッテQ!」は、お祭り企画でやらせ疑惑が報じられたことを受け、当面お祭り企画を休止すると発表しました。

✅ 大久保社長は会見で謝罪し、番組制作陣が祭りの企画の解釈を拡大しすぎた結果、視聴者に疑念を生じさせてしまったと説明しました。

✅ また、日テレは当初、祭りのセット設置や賞金授与を否定していましたが、コーディネーター会社を通じて開催費用や参加費、謝礼などを支払っていたことを認めました。

さらに読む ⇒イッテQ!お祭り企画休止を日テレ社長が発表、謝罪 謝礼も ...イッテQ!お祭り企画休止を日テレ社長が発表、謝罪 謝礼も ...出典/画像元: https://www.daily.co.jp/gossip/2018/11/15/0011822610.shtml

今後の番組制作において、倫理的な問題を避けるための対策を講じる必要があるでしょう。

日本テレビのバラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」が、番組のために作られた催しを地元の祭りとして紹介していた問題で、日テレの大久保好男社長は謝罪し、祭り企画を当面休止すると発表しました。大久保社長は、「企画について疑念、ご心配をおかけする事態となった。おわび申し上げます」と謝罪し、制作陣に「やらせの意図はなかった」と説明する一方で、企画全体について調査していることを明らかにしました。番組のために「祭り」が催されたことは「やらせ」に当たるのではないかという指摘に対し、大久保社長は「批判については真摯に受け止めたい」と述べ、明言を避けました。また、週刊誌が疑惑を報じた後の対応に問題があったことも認め、当初出した見解を訂正しました。番組の企画については、視聴者が祭りとしてイメージするには無理があるものまで、祭りとして扱っていたことが問題点として指摘されました。大久保社長は、企画の休止期間については「自信を持ってお届けできる態勢が整うまで」と答えました。

えー、まじで?ほんまに、やらせやったんか。

うっわ、まじかよ!?ほんまに、テレビって、嘘ばっかりやな。

あら、そうなんですか。ま、テレビなんか、全部嘘ばっかりよ。

今回の「イッテQ!」の祭り企画をめぐる問題は、番組制作における倫理的な問題点を浮き彫りにしました。

🚩 結論!

💡 BPOが『イッテQ!』の祭り企画に放送倫理違反があったと認定した。

💡 番組スタッフが祭りの企画過程を把握していなかったことが問題視された。

💡 日本テレビは祭り企画を休止し、制作体制を見直すことを発表した。