オメガトライブはカルロス・トシキ加入後も人気を博した?1986年の再出発とは!?
💡 オメガトライブは杉山清貴さんとカルロス・トシキさんの2人のボーカルによって、大きく異なる音楽性を生み出した
💡 1986年オメガトライブの代表曲『君は1000%』誕生秘話を紹介する
💡 オメガトライブの楽曲が、リミックスで現代に蘇った
それでは、第一章、衝撃の解散と再出発から見ていきましょう。
衝撃の解散と再出発
杉山清貴さんの音楽遍歴は、まさに伝説ですね。
✅ この記事は、杉山清貴さんの音楽遍歴とバンド活動について、1984年の「週刊FM」誌の取材から現在に至るまでの軌跡をたどっています。
✅ 記事では、杉山清貴さんがビートルズに影響を受け音楽の世界に入っていったこと、中学時代にバンドを結成しオリジナル曲を書き始めたこと、そしてヤマハポピュラーソングコンテストでの出会いを経て、伝説的なバンド「オメガトライブ」を結成するまでの過程が語られています。
✅ また、杉山清貴さんが音楽プロデューサー、藤田浩一氏との出会いを経て、トライアングル・プロダクションに所属し、1983年に「サマーサスピション」でデビューしたことが説明されています。
さらに読む ⇒音楽っていいなぁ、を毎日に。| Webマガジン「ONTOMO」出典/画像元: https://ontomo-mag.com/article/interview/densoten-vol08-kiyotaka-sugiyama/解散と再出発、そして新ボーカルを迎えての新たなスタート。まさにドラマティックな展開ですね。
1985年、杉山清貴&オメガトライブは、大ヒット曲『ふたりの夏物語』の後に解散を発表しました。ファンにとって衝撃的な出来事でしたが、翌年には新生オメガトライブとして、新ボーカルにカルロス・トシキを迎えて再デビューを果たします。カルロス・トシキは、杉山清貴とは異なる透明感のある歌声と発音の良さで、オメガトライブに新たな魅力を吹き込みました。
うむ、確かに衝撃的やったな。でも、カルロス・トシキもええ声しとったけん、ええ感じになったと思うばい。
新たなオメガトライブの象徴「君は1000%」
1986年のオメガトライブは、新たな章の始まりですね。
✅ 1986オメガトライブのデビュー曲は、ドラマ「新・熱中時代宣言」の主題歌「君は1000%」で、当初は杉山清貴がボーカルを務めていました。
✅ しかし、その後カルロス・トシキにボーカルが交代し、甘いルックスと少し不安定な歌声で、リズムに合わせて体を揺らす姿が印象的な、全く異なるイメージのグループへと変化しました。
✅ どちらのオメガトライブもヒットしましたが、カルロス・トシキの方が好みという人も多く、安定した歌声よりも、多少覚束ない歌声に魅力を感じる人がいるようです。
さらに読む ⇒<たそがれ -Twilight->【なつかしの歌謡曲】昭和-平成ヒット・ミュージック出典/画像元: https://twilight-tasogare.hatenablog.com/entry/2019/01/14/210020カルロス・トシキさんのボーカルは、確かに独特で魅力的ですね。
1986年にリリースされたデビュー曲『君は1000%』は、爽快なイントロと奥手な男の子の切ない恋心を描いた歌詞で、夏の情景を鮮やかに表現しています。この曲は、ドラマ『新・熱中時代宣言』の主題歌として起用され、カルロス・トシキの歌声は、透き通ったガラス細工のように繊細で、聴く人の心を惹きつけました。カルロス・トシキの個性的な歌声と、夏の爽やかさを詰め込んだ楽曲は、世代を超えて愛され続けています。
あら、若い頃は、よく聞いていたわよ。懐かしいわね。
「君は1000%」誕生秘話
『君は1000%』の誕生秘話は、興味深いですね。
✅ 1986年にリリースされた、オメガトライブの「君は1000%」は、キャッチーなフレーズと爽やかな曲調で人気を博した楽曲ですが、その誕生には、人気絶頂期での解散、新ボーカルに日系ブラジル人のカルロス・トシキを抜擢したという、驚きと不安が入り混じる背景がありました。
✅ 新ボーカルの抜擢は、当時のファンにとっては衝撃的な出来事であり、新グループとして再スタートを切るという予想を覆し、従来のオメガトライブのイメージを継承した「君は1000%」で勝負に出たことが、結果的に大きな成功をもたらしました。
✅ 「君は1000%」は、爽快なイントロと、カルロス・トシキの透き通った歌声、そして奥手な男の子の夏の恋を描いた歌詞が魅力的で、多くの人々の心を掴みました。特にカルロス・トシキの歌声は、杉山清貴とは異なる透明感があり、聞く人の心を惹きつける唯一無二の存在感を放っています。
さらに読む ⇒あなたの知らない昭和ポップスの世界 | 70〜80年代音楽の情報サイト出典/画像元: https://syowa-suki.com/music/1986omegatribe-1/カルロス・トシキさんの歌声は、本当に魅力的ですね。
『君は1000%』のタイトルは、カルロストシキさんのポルトガル語の「Cem(100)」が日本語の「セン(1000)」と発音が似ていることから生まれた遊び心と、カルロス自身の性格を反映しています。歌詞は、夏の海辺のヴィラで出会った女性との恋を描いており、彼女の笑顔が夏の始まりを感じさせるという、明るく爽やかな夏のラブソングとなっています。
えー、まじ!?カルロスってブラジル人やったん!?知らんかったわー。
1986オメガトライブの華麗なるサウンドとカルロスのその後
1986オメガトライブのサウンドは、まさにバブル期の象徴ですね。
✅ 1986オメガトライブのアルバム「Navigator」と「Counterlight」はそれぞれ1986年7月23日と1987年2月4日に発売された。
✅ アルバムには「君は1000%」や「Super Chance」など、テレビドラマやCMソングとして使用された楽曲も収録されている。
✅ シングルとしてリリースされた「君は1000%」「Super Chance」「Cosmic Love」「Miss Lonely Eyes」「Stay Girl Stay Pure」は、それぞれ異なるテレビ番組やCMのテーマソングとして使用された。
さらに読む ⇒1986オメガトライブ出典/画像元: http://koich-fujita.jp/omega02.htmlカルロス・トシキさんは、音楽だけでなく、ビジネスでも成功されているんですね。
1986オメガトライブは、藤田浩一がプロデュースしたプロジェクトで、腕利きの作詞作曲家、演奏家が集結したきらびやかなサウンドが特徴でした。カルロスは、日本語の歌詞を完璧に理解していなかったながらも、自身のボーカルを楽器として捉え、バブル時代の恵まれた環境の中で音楽活動を続けました。バンドは1991年に活動休止し、カルロスはソロ活動を経てブラジルに帰国、現在はニンニクの種を卸す経営者として成功しています。彼は現在も年に一度、日本でライブを行い、音楽活動を続けています。
へー、カルロスは、ブラジルに帰ったんや。でも、音楽は続けてるってことは、やっぱ音楽が好きなんやろな。
時を超えて愛されるオメガトライブ
オメガトライブの楽曲は、時代を超えて愛されていますね。
✅ 「The Reverb 2022 OMEGA TRIBE」は、オメガトライブとカルロス・トシキ&オメガトライブの楽曲を網羅したリミックスベストアルバムで、編曲家・新川博による総監修のもと、レーベルを超えて楽曲が収録されています。
✅ 最先端の技術で洗練された音源に生まれ変わった楽曲たちは、時代を超えて新たな魅力を生み出しています。
✅ アルバムには、1986オメガトライブ時代とカルロス・トシキ&オメガトライブ時代の代表曲に加え、2022年リミックスバージョンで収録された「アクアマリンのままでいて」など、ファン必聴の楽曲が満載です。
さらに読む ⇒ TOWER RECORDS ONLINE出典/画像元: https://tower.jp/article/feature_item/2022/05/18/0703リミックスアルバムは、新しい発見がありましたね。
2022年には、レーベルをまたいだオメガトライブ・カルロス期の集大成となるリミックスベスト盤「TheReverb2022OMEGATRIBE」がリリースされました。編曲家・新川博が監修を務め、プロデューサーの志熊研三の尽力もあり、レコード会社間の垣根を越えて実現しました。対談では、新川博と、グループ魂で1986オメガトライブ「君は1000%」の編曲を担当した富澤タクが、80年代当時の制作エピソードや新川の音楽が富澤に与えた影響について語り合いました。また、1986オメガトライブは、35周年を記念して、リミックスアルバム「1986OMEGATRIBE35thAnniversaryAlbum゛ToYourSummertimeSmile゛」をリリースしました。シティポップブームにより再評価され、NightTempoやレイザーラモンRGによる楽曲の再編成も話題になっています。
あら、オメガトライブが、リミックスで復活したのね。時代は変わるわね。
オメガトライブは、時代を超えて愛される音楽を残したグループですね。
💡 オメガトライブは、杉山清貴さんとカルロス・トシキさんの2人のボーカルによって、異なる音楽性を生み出した
💡 1986年の再出発は、新たなオメガトライブの象徴的な楽曲『君は1000%』を生み出した
💡 オメガトライブの楽曲は、リミックスを通じて、現代でも多くの人に愛されている