アザミの花言葉って、知ってる？アザミの花言葉とは！？

公開日: 2024-10-04

最終編集: 2024-10-04

📘 この記事で分かる事！

💡 アザミの花言葉は、色や種類によって異なる。

💡 アザミはスコットランドの国花で、伝説が語り継がれている。

💡 アザミは食用や薬用としても利用されている。

それでは、アザミの花言葉、伝説、薬効、食用などについて詳しく見ていきましょう。

アザミの花言葉と伝説

アザミの花言葉は、その鋭いトゲに由来しているんですね。

🔖 関連記事の要約！アザミの花言葉】怖い意味もある？プレゼントに不向きな色は？

✅ アザミは、トゲのある植物であることから「独立」「報復」「厳格」といった花言葉がつけられており、花の色によっても花言葉が異なります。赤いアザミは「権威」「報復」「復讐」、紫のアザミは「厳格」「気品」「高貴」、白いアザミは「ひとり立ち」「自立心」、青いアザミは「安心」「満足」といった花言葉を持ちます。

✅ アザミは、母の日や父の日のプレゼントとして、特に紫のアザミは「厳格」「気品」「高貴」といった花言葉から、厳格さや気品のあるご両親へのプレゼントに適しています。また、結婚記念日や交際記念日には、青いアザミの「安心」「満足」という花言葉が、相手への愛情表現に最適です。

✅ アザミは、トゲがあるため、プレゼントとして贈る際は、トゲでケガをしないよう注意が必要です。また、アザミ単体では少し寂しい印象を受ける場合もあるため、他の花や葉とアレンジして、より華やかなギフトにすることもおすすめです。

さらに読む ⇒

GreenSnapSTORE | 植物は送料無料＆育て方サポートで安心出典/画像元: https://greensnap.co.jp/columns/thistle_language

なるほど。アザミの花言葉は、贈る相手やシーンによって使い分けると良さそうですね。

アザミは、鋭いトゲを持つことから「独立」「報復」「厳格」「触れないで」など、力強い凛としたイメージを持つ花言葉がつけられました。スコットランドの国花にもなっているアザミは、伝説によると、トゲがノルウェー軍の夜襲を防いだことから「独立」や「報復」の花言葉が生まれたと言われています。また、イギリスでは「厳格」「独立」「善行、恩恵」、フランスでは「批評家、文句屋」といった花言葉を持つ、日本でも60種類以上が見られる馴染み深い花です。アザミの花言葉は色によっても異なり、紫は「厳格」「気品」、白は「ひとり立ち」、赤は「権威」「報復」、青は「安心」「満足」といった意味合いを持っています。さらに、種類別では、朝鮮アザミ（アーティチョーク）は「警告」、ルリタマアザミは「鋭敏」「傷つく心」、キツネアザミは「嘘は嫌い」といった特徴的な花言葉があります。アザミはキク科アザミ属の総称で、日本には150種以上が生息しています。葉や蕾にトゲがあり、花は紫色以外にも青色、黄色、ピンク色、赤色などがあります。

えー、アザミってそんな色々あるんや！知らんかったわー。

そうたいね。アザミって、男らしい花言葉が多いけん、俺にはピッタリやね！

あら、アザミは昔っから、魔除けや厄除けに使われてきたのよ。トゲで悪いモノを寄せ付けないって言うのよ。

アザミの名前と伝説

スコットランドの国花であるアザミの伝説、興味深いですね。

🔖 関連記事の要約！スコットランドの国花

✅ スコットランドの国花はアザミで、その由来はヴァイキングの侵入時にアザミの棘を踏んでしまったヴァイキング兵士が痛がったことでスコットランド兵が侵入に気づき、多くの兵士を救ったという伝説があります。

✅ 実際には、この伝説は1263年のLargsの戦いを元に作られたもので、戦闘自体はノルウェー軍が勝利したものの、スコットランド王アレキサンダー3世の交渉によりヘブリディーズ諸島がスコットランドに帰属したことでスコットランドの領土が守られたという史実があります。

✅ アザミは15世紀にスコットランド王ジェームズ3世によって国花に制定され、スコットランド最高の勲章であるOrder of The Thistleもアザミにちなんでいます。この勲章の起源は諸説あり、809年にアカイウスがフランク王国カール大帝に送ったという説や、ジェームズ3世が最初に定めたという説などがあります。

さらに読む ⇒

NPO法人日本スコットランド交流協会 The Japan Scotland Association出典/画像元: https://jpn-scot.org/article/we-love-scotland/20230420154743.php

歴史と深く関わるアザミの伝説、ロマンを感じますね。

アザミの名前の由来は、トゲに驚き呆れることから「あざむ」という古語に由来する説や、英語では「トゲのある植物」という意味の「thistle」から来ていると考えられています。アザミは、その美しい見た目とは裏腹に、鋭いトゲを持つことから、警戒心や独立心を象徴する花として、古くから人々に親しまれてきました。アザミは、5月から8月にかけて咲く、美しいながらも鋭い棘を持つ植物です。スコットランドの国花として有名で、その由来には様々な伝承が残されています。一つ目の伝承は、シチリア島の羊飼いダプニスが愛と美の女神アプロディーテーの怒りを買って盲目になり、自ら命を絶った後、彼の死を悼んで大地が河にアザミを咲かせたというものです。二つ目の伝承は、ドイツのメクレンブルグ市で起きた殺人事件にまつわるものです。殺害された商人の言葉「アザミがおまえの正体を告げるだろう」により、殺人犯の農夫は罪の意識にさいなまれ、最終的に自白に至ったとされています。三つ目の伝承は、スコットランドが国花とするアザミの由来です。10世紀のデンマーク軍によるスコットランド侵攻時、夜襲を仕掛けようとしたデンマーク軍兵士がアザミを踏み、その痛みで叫んだことでスコットランド軍に夜襲がバレ、スコットランドは独立を守ることができたとされています。このように、アザミは様々な伝承を通して、人々の心を惹きつけてきた植物であると言えるでしょう。

へぇー、アザミってスコットランドの国花やったんや！知らんかったわー。

そっかー、アザミって、昔から色々あったんやねー。知らんかったわー。

アザミはね、妖精が住む森の守り神なのよ。だから、大切にしないとね。

アザミの薬効と食用

アザミが食用にも薬用にもなるなんて、驚きですね。

🔖 関連記事の要約！ノアザミ(野薊)

✅ ノアザミはキク科アザミ属の植物で、日本各地に自生しており、道端や空き地などでよく見られます。

✅ ノアザミの花はピンク色で、筒状花が集まってチクチクした見た目になっており、葉にはトゲと深い切れ込みがあります。

✅ ノアザミの葉や花は食用にでき、天ぷらや和え物などにして食べられます。また、薬用としても利用され、利尿作用や消炎作用などが期待されています。

さらに読む ⇒

🍀GreenSnap（グリーンスナップ）出典/画像元: https://greensnap.jp/article/9855

アザミの薬効や食用としての利用方法、興味深いですね。

この記事は、月刊『現代農業』の連載「植物はあれもこれも薬草です」から、アザミの薬効と食用の紹介です。アザミはキク科の多年草で、日本には100種以上存在します。今回紹介するのは、北海道以外の各地で広く分布しているノアザミです。アザミの根を乾燥させたものは、生薬の「薊」と呼ばれ、健胃、利尿、解毒作用、不眠症、神経痛、皮膚の炎症などに効果があります。また、体内の老廃物の分解や排泄を促進し、瘀血の解消にも役立ちます。アザミは食用としても美味しく、春先から夏にかけては葉を、夏から秋にかけては根を食べられます。根はゴボウのような食感で、きんぴらなど様々な料理に活用できます。葉はトゲが気になるため、下処理が必要です。

え、アザミって食えるの？マジ！？

アザミって、体にええもんなんやね！知らんかったー。

アザミはね、昔は飢饉の時の救荒食だったのよ。だから、食べると元気になるのよ。