ネリー・コルダのスイング分析!その秘密とは?スイングの秘密を徹底解剖!!
💡 ネリー・コルダのスイングは深い捻転から生まれる強い捻じれ戻りと、股関節を回旋させて骨盤を縦に動かすことで反力を生み出すことを特徴とする。
💡 ドライバーセッティングは、ドローボールを打ちやすく、トッププレーヤーでは珍しい組み合わせを採用している。
💡 2024年クラブセッティングは、テーラーメイドの「Qi10 MAX」ドライバーを使い始めてから、米女子ツアーで5試合連続優勝を果たした。
それでは、ネリー・コルダのスイングの特徴から見ていきましょう。
ネリー・コルダのスイング分析
ネリー・コルダ選手の深い捻転は、まるでゴムひもが縮むように、体全体が一体となってボールにパワーを伝えているように感じますね。
公開日:2024/09/04
✅ ネリー・コルダのスイングは深い捻転から生まれる強い捻じれ戻りと、股関節を回旋させて骨盤を縦に動かすことで反力を生み出すことを特徴とする。特に深い捻転は、トップで右肩が深く回転し、背中が捲れるほどに捻転している。
✅ ダウンスイングでは、クラブを寝かせるシャローな動きは無く、深い捻転を活かしたシンプルでベーシックなスイングとなっている。上半身と下半身の捻転差を大きくすることで、強烈なスイングパワーを生み出している。
✅ インパクト時にはハンドファーストでボールを捕まえ、右手を押し込むように伸ばすことで打球にパワーを与える。また、左脚を伸ばしてジャンプするように股関節を使って骨盤を上げ、クラブヘッドを加速させている。これは日本のゴルフスイングでいうところの「腰を切る」動作に近い。
さらに読む ⇒ゴルフは哲学出典/画像元: https://golf-member.jp/nelly-korda-swing.html深い捻転から生まれる強い捻じれ戻りは、まさに爆発的なパワーを生み出していますね。
ネリー・コルダのスイングは、深い捻転から生まれる強い捻じれ戻りと、股関節を回旋させて骨盤を縦に動かして反力を活かすことを特徴としています。特に深い捻転は、トップで右肩が深く回転し、背中が捲れるほどです。この深い捻転は、柔軟で強い腹斜筋によって支えられており、身体全体の捻じれをスイングパワーに変換しています。アドレスではボールに対して真っすぐに立ち、テイクバックでは右側に体重を乗せますが、右脚はほとんど動きません。これにより、捻じれのパワーを蓄積することができます。トップでは深い捻転が特徴的で、右肩が深く回転し、背中が捲れるほどです。この姿勢は、背筋や胸筋など、すべての筋肉に緊張を持たせて、強いパワーで打てるスイングを実現しています。ダウンスイングでは、バンプさせて飛球線に向けて体重を移動させながら左脚を踏み込みます。この時、捻じれた上半身と下半身が引っ張り合って、強いパワーを生み出します。インパクトではハンドファーストでボールを捉え、右手を押し込むように伸ばすことで、しっかりとボールを叩き、飛ばしています。また、インパクトでは左脚を伸ばしてジャンプするかのように股関節を使って骨盤を切り上げ、クラブヘッドを加速させています。これは、左脚の踏み込みによる反力、つまり内転筋の強さによってエネルギーが上方に向かうことにより実現しています。フォロースルーでは、クラブを飛球線に向けて放り投げるように振り切り、左肘を引き付けながら、左脇を締めつつ、フィニッシュまで振り切ります。
めっちゃくちゃ力強いねん!こんなん真似できひんわ。
いやー、深い捻転は、やっぱし、スイングのパワーに繋がるよね。
若い頃は、もっと深い捻転できたんだけどね。今は、膝が痛くて…
ドライバーセッティングのこだわり
ドライバーセッティングは、彼女のプレースタイルに合わせて、本当によく考えられていると思います。
✅ ネリー・コルダは、チームテーラーメイドに加わり、ドライバー、アイアン、ボールなどクラブを一新した。
✅ 彼女のクラブセッティングは、ドローボールを打ちやすく、特にドライバーはステルス2 HDにヴァンキッシュシャフトという、トッププレーヤーでは珍しい組み合わせを採用している。
✅ アイアンはP770とP7MCを組み合わせ、ウェッジはテーラーメイドMG3とボーケイSM9を使用。ボールはテーラーメイドTP5を使用している。
さらに読む ⇒みんなのゴルフダイジェスト出典/画像元: https://www.golfdigest-minna.jp/_ct/17623042トッププレーヤーでも、珍しい組み合わせを採用しているのは、興味深いですね。
ネリー・コルダは、スイングでボールを捕まえられるタイプですが、ドローバイアスの入ったドライバーを好んで使用しています。特に、テーラーメイドステルス2HDドライバーを使用し、シャフトにはVENTUSやヴァンキッシュなど、手元側にキックポイントのあるシャフトを使用しています。これは、シャフトの微妙な動きを抑え、しっかりとボールを捕まえたいという意図があると考えられます。ネリー・コルダがドローバイアスにこだわる理由は、ボールを捕まえやすく、安定した弾道で飛ばせるためです。
ドローボールってええやん!私もドロー打ちたいわー!
ドローボールは、コントロールしやすくていいね。
昔はね、ドライバーなんて木で出来てたんですよ。
2024年クラブセッティング
5試合連続優勝は、まさに圧巻の成績ですね。
公開日:2024/04/24
✅ ネリー・コルダは、テーラーメイドの「Qi10 MAX」ドライバーを使い始めてから、米女子ツアーで5試合連続優勝を果たしました。
✅ 「Qi10 MAX」は、コルダが求めていたドローバイアスの高弾道モデルで、慣性モーメントが10000g・cm2と、ヘッド性能に優れているため、どんなショットでも打てる気がします。
✅ コルダは、ヘッド性能に加えて、シャフトやヘッドウエイトも調整することで、完璧なヘッドを見つけており、その結果、史上3人目の米女子ツアー5連勝という快挙を達成しました。
さらに読む ⇒e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト出典/画像元: https://egolf.jp/gear/135964/「Qi10 MAX」ドライバーは、コルダ選手の力強いスイングにピッタリですね。
ネリー・コルダ選手の2024年のクラブセッティングは、テーラーメイド中心に構成されています。ドライバーは「Qi10MAXドライバー」、フェアウェイウッドは「ステルス2」の3Wと7W、アイアンは5番が「P770」、6番からPWが「P7MC」、ウェッジは「ミルドグラインド4」の50度と54度、パターは不明です。以前はタイトリストを使用していましたが、2023年初戦からテーラーメイドに切り替えています。クラブセッティングはミスに強く、やさしいモデルを好む傾向が見られます。ユーティリティは2021年にはピンを使用していましたが、2024年は不明です。5Wではなく7Wを採用していることからも、グリーンを狙う際に高弾道で止めやすいクラブセッティングであることがわかります。
ええなー!私も5試合連続優勝したいわー!
5連勝は、すごいよね。やっぱし、クラブも大事なんだね。
5試合連続優勝って、すごいわね。でも、あんた、5連敗したらどうするの?
クラブの詳細なセッティング
4試合連続優勝は、素晴らしいですね。
✅ ネリー・コルダが「Tモバイル・マッチプレー」で優勝し、テーラーメイドの「Qi10 MAX』ドライバーやNew『TP5x』ボールを使用することで、2008年以来16年ぶり史上4人目となる4試合連続優勝を達成しました。
✅ この大会はLPGAツアーでは初となるストロークプレーとマッチプレーを組み合わせた競技スタイルによる5日間大会で、ネリー・コルダは3日間54ホールのストローク戦を6位で予選通過し、決勝戦では1度もリードを許すことなく世界ランキング1位の実力を見せつけました。
✅ ネリー・コルダの主要な統計では、パーオン率(GIR)が2023年の73.4%から2024年は77.1%に上がるなど、『Qi10 MAX』ドライバーやNew『TP5x』ボールが今シーズンの圧倒的な強さと安定したプレーに大きく貢献していることが分かります。
さらに読む ⇒Golf PRess出典/画像元: https://golfpress.jp/detail/?nws=0000001810「Qi10 MAX」ドライバーとNew「TP5x」ボールの組み合わせが、彼女の強さをさらに引き出しているようですね。
ネリー・コルダの2024年ゴルフクラブセッティングは、主にテーラーメイド製品で構成されています。ドライバーはテーラーメイドQi10MAX 10.5度、シャフトは三菱ディアマナGT60(S)で、長さは45.1875インチ、スイングウェイトはD1.5です。3番ウッドと7番ウッドはテーラーメイドステルス2を使用し、シャフトはフジクラVENTUSRED7Sです。5番アイアンはテーラーメイドP770を使用し、シャフトはAeroTechSteelFiberi80cwで、長さは38.0625インチ、スイングウェイトはC9です。6番~PWはテーラーメイドP7MCを使用しており、7番アイアンはシャフト長が37.0625インチ、スイングウェイトがC9です。ウェッジはテーラーメイドMilledGrind450°SBと454°HBを使用しており、シャフトはAeroTechSteelFiberi95cwで、長さ、スイングウェイトはそれぞれ異なります。ゴルフボールはテーラーメイドTP5xを使用しています。詳細なセッティングは公開されていませんが、ネリー・コルダの身長とスイングパワーに合わせて最適化されているようです。
4試合連続優勝って、マジ!?めっちゃくちゃスゴイやん!
やっぱし、クラブの組み合わせって、大事なんだね。
4試合連続優勝って、すごいわね。でも、あんた、4試合連続で寝坊したらどうするの?
スイングの秘密
彼女の流れるようなスイングは、まさに芸術ですね。
✅ ネリー・コルダのスイングは、足→腰→腕→クラブとスムーズに流れる動きで、切り返しで左足を踏み込む動きがないなど、従来のスイング理論とは異なる独自の動きが特徴です。
✅ 特に、切り返しでクラブを上げていく段階ですでにダウンスイングが始まっており、クラブを放り投げるようなリリースの動きが、スムーズで力強いスイングを生み出しています。
✅ また、腕とクラブの動きが常に5:5と均等に保たれていることも、コルダのスイングの安定性に貢献しており、これは長年の反復練習による基礎固めと、ジュニア時代からの才能によるところが大きいと考えられます。
さらに読む ⇒GDO ゴルフレッスン・練習出典/画像元: https://lesson.golfdigest.co.jp/lesson/topics/article/166914/1/長年の練習で培われた基礎が、彼女の安定したスイングに繋がっているのでしょう。
ネリー・コルダの圧倒的な強さの秘密は、彼女の流れるような、一見力感のない美しいスイングにある。スイングコンサルタント吉田洋一郎氏によると、コルダのスイングは、足→腰→腕→クラブと順番に動くのではなく、足→腰→腕→クラブと一体的に、まるでクラブを放り投げるようにスムーズに動くのが特徴とのこと。さらに、腕とクラブの動きの割合が常に55と均等に保たれているため、体とクラブが常に同調し、ブレのない安定したスイングを実現している。これは、長年の基礎練習によるものと考えられる。アマチュアゴルファーは、コルダのスイングを真似ることは難しいが、アドレスでつくった両ひじと胸の3点でできた空間を崩さないように練習することで、体の使い方を学ぶことができる。吉田氏によると、ボールをこの3点で挟みながら練習することで、両腕の間隔を常にキープする意識が育ち、コルダのようなスムーズなスイングに近づけるそうだ。
ええなー!私もこんなスムーズなスイングしたいわー!
やっぱし、スイングは、体の使い方次第なんだね。
スイングって、人生と同じよ。スムーズに流れていかないとダメなのよ。
以上、ネリー・コルダのスイング分析でした。彼女の強さ、そして美しさを感じられたのではないでしょうか。ありがとうございました。
💡 ネリー・コルダのスイングは深い捻転から生まれる強い捻じれ戻りと、股関節を回旋させて骨盤を縦に動かすことで反力を生み出すことを特徴とする。
💡 ドライバーセッティングは、ドローボールを打ちやすく、トッププレーヤーでは珍しい組み合わせを採用している。
💡 2024年クラブセッティングは、テーラーメイドの「Qi10 MAX」ドライバーを使い始めてから、米女子ツアーで5試合連続優勝を果たした。