松本ピアノの音色、今も聴こえる？ 君津市の歴史と文化を彩るピアノの物語スウィート・トーンとは！？
💡 千葉県君津市でかつて製造されていた「松本ピアノ」の歴史を紹介
💡 松本ピアノの「スウィート・トーン」と呼ばれる音色の魅力
💡 松本ピアノ・オルガン保存会による、松本ピアノの保存・活用活動
それでは、最初の章として、松本ピアノの歴史について詳しく見ていきましょう。
松本ピアノの歴史 三代続くスウィート・トーン
松本ピアノの歴史、興味深いですね。
公開日:2024/05/10
✅ 千葉県君津市で、かつて同市にあったピアノメーカー「松本ピアノ」で製造されたピアノを使った演奏会が開催されました。
✅ 1928年製のアップライトピアノを使用し、千葉交響楽団によるピアノ五重奏でベートーベンの「エリーゼのために」や唱歌「早春賦」など10曲が演奏されました。
✅ 松本ピアノは、君津市出身の松本新吉が1904年に東京で設立した会社で、米国でピアノ製造技術を習得したことが始まりです。
さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20240510/ddl/k12/200/066000cかつて三大ピアノメーカーとして名を馳せていた松本ピアノ。
その歴史と伝統が、演奏会を通して伝わってくるようでした。
千葉県君津市出身の松本新吉氏が創業した国産ピアノメーカー、松本ピアノ。
明治期には「山葉・西川・松本」の三大ピアノメーカーとして名を馳せ、創業者の新吉氏は「スウィート・トーンは我が松本ピアノの第一の特徴である」という言葉を残し、3代にわたってピアノを製造していました。
しかし、時代の流れと共に経営は困難となり、2007年3月に「松本ピアノ八重原工場」が閉鎖され、約110年の歴史に幕を閉じました。
いや、あの、すごい歴史やね。昔のピアノって、今のピアノと全然違うんかな？
松本ピアノ・オルガン保存会の活動
続いて、松本ピアノ・オルガン保存会の活動についてお話しましょう。
✅ 12月2日（金）12:00～12:45に君津市役所本庁舎1階ロビーで第9回松本ピアノ君津市役所ロビーコンサートが開催されます。
✅ ピアノとフルートの共演で、モーツァルト、ショパン、チャイコフスキーなどの楽曲が演奏されます。
✅ 入場無料・事前申込不要で、1930年製造のアップライトピアノの音色を楽しむことができます。
さらに読む ⇒松本ピアノ・オルガン保存会 君津市出典/画像元: https://matsumotopianohozon.livedoor.blog/lite/?p=14松本ピアノの貴重な音色を後世に伝える活動をされているんですね。
素晴らしいです。
松本ピアノの閉鎖を受け、松本ピアノ・オルガン保存会が設立されました。
保存会は、全国にある松本ピアノ・オルガンの情報収集、記録、修復、コンサートでの活用などを通じて、君津市の文化資産である「松本ピアノ」の存在を多くの人に伝える活動を続けています。
保存会では、賛助会員の入会を募っており、賛助金は一口1000円～となっています。
賛助金は、松本ピアノの保湿保管庫の寄贈、コンサート開催、書籍や広報誌の発行、ホームページ運営などに充てられています。
賛助会員には、保存会だよりが年一回発行されます。
そうよ、歴史って、未来への希望よ！
松本ピアノコンサート スウィート・トーンに響く名曲たち
それでは、松本ピアノコンサートについて詳しく見ていきましょう。
公開日:2024/08/28
✅ 君津市民文化ホールにて、8月28日に「松本ピアノコンサート デュオ･コンサート ソプラノの調べ」が開催されます。
✅ 松本ピアノで演奏されるのは、滝廉太郎や山田耕筰など、松本ピアノが作られた時代を生きた作曲家の名曲です。
✅ 出演は、鈴木奈津子（ピアノ）、寺田悠子（ソプラノ）、伊藤美佐子（ソプラノ）の3名で、癒やしのメロディーを奏でます。
さらに読む ⇒月刊ぐるっと千葉 WEB出典/画像元: https://www.gurutto-chiba.co.jp/mpevent/20241208matsumoto時代を超えて愛される名曲の数々が、松本ピアノの音色で奏でられるんですね。
楽しみですね。
2024年12月8日（日）に君津市民文化ホール大ホールにて、松本ピアノの作られた時代を生きた作曲家の名曲をスウィート･トーンにのせて演奏するコンサートが開催されます。
演奏者は、ピアノの鈴木奈津子さんとソプラノの寺田悠子さんと伊藤美佐子さんの3名です。
演奏される曲は滝廉太郎の「荒城の月」、山田耕筰の「赤とんぼ」、大中寅二の「椰子の実」、カッチーニの「アヴェ・マリア」など、時代を超えて愛される名曲ばかりです。
チケットは全席自由で、前売1000円、当日1200円です。
未就学児の入場はご遠慮ください。
詳細は君津市民文化ホールのHPにてご確認ください。
オンライン予約も可能です。
ええー、コンサートとかあるの？！ 行くー！
松本ピアノパネル展 音色の魅力に触れる機会
次に、松本ピアノのパネル展についてご紹介しましょう。
公開日:2024/10/31
✅ 千葉県君津市で製造された貴重なピアノ「松本ピアノ」が、市役所に常設展示されることになりました。
✅ 松本ピアノは、君津市出身の松本新吉さんが創業したピアノメーカーで、柔らかな音色が特徴です。
✅ 市役所への常設展示は、松本ピアノの存在を多くの人に知ってもらおうという取り組みの一環で、記念コンサートでは保存会の会員による演奏が行われました。
さらに読む ⇒Nordot | ノアドット株式会社出典/画像元: https://nordot.app/1224564404667220945パネル展を通して、松本ピアノの歴史や魅力を知ることができるんですね。
興味深いです。
君津市出身の松本新吉さんが生み出した銘器「松本ピアノ」のパネル展が、千城台コミュニティセンターのロビーで開催されています。
「松本ピアノ」は明治期に「山葉・西川・松本」の３大ピアノメーカーとして知られ、「スウィート・トーン」と呼ばれる音色が特徴です。
パネル展では、松本ピアノ・オルガン保存会より提供されたパネルを通して、「松本ピアノ」の歴史や魅力を学ぶことができます。
展示期間は9月26日から10月15日までで、10月19、20日は若葉文化ホールのロビーに展示されます。
10月19日には「ちば市民夢ステージ」、20日には「えほんとおんがく」というイベントで、「松本ピアノ」の音色を楽しむことができます。
うん、なんか、文化に触れるって、いいよね。
貴重な松本ピアノの音色 きみつ夢未来コンサート
最後に、貴重な松本ピアノの音色を堪能できるコンサートについてお伝えします。
✅ 千葉県君津市の松本新吉氏が創業した国産ピアノブランド「松本ピアノ」の1台が、君津市役所応接室に常設された。
✅ 松本ピアノは、新吉氏が渡米してピアノ製造を学んだ後、東京・月島で明治期に製作を開始し、関東大震災後は君津市八重原に工場を構え、子や孫に手作りピアノの技を伝えてきた。
✅ 市は、残された松本ピアノのうち12台を保有しており、そのうち1台を市役所応接室に設置することで、市を訪れる人々に魅力を積極的に伝えていく方針である。
さらに読む ⇒東京新聞 TOKYO Web出典/画像元: https://www.tokyo-np.co.jp/article/364210貴重な松本ピアノの音色を、現代に伝える取り組み、素晴らしいですね。
2009年12月5日に開催される「きみつ夢未来コンサート」のレセプション演奏で、明治43年頃に製造された貴重な松本ピアノが使用されます。
このピアノは国内現存する松本ピアノの中で製造番号が2番目に古く、修復された後、君津市民文化ホールに搬入されました。
演奏者である君津市在住のピアニスト・鈴木希実さんの試弾の様子が動画で公開されています。
この動画は松本ピアノの「スウィートトーン」を味わえる貴重な記録です。
保存会では松本ピアノに関する情報を収集しており、皆様からの情報提供をお待ちしています。
昔のピアノは、時間が止まった音がするのよ。
本日は、松本ピアノの歴史と文化についてご紹介しました。
この機会に、ぜひ松本ピアノの音色に触れてみてください。
💡 千葉県君津市で製造された「松本ピアノ」の歴史
💡 松本ピアノの「スウィート・トーン」の魅力
💡 松本ピアノ・オルガン保存会による活動
