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『ラストレター』は手紙から始まる物語?岩井俊二監督最新作とは!!?

『ラストレター』は手紙から始まる物語?岩井俊二監督最新作とは!!?

📘 この記事で分かる事!

💡 岩井俊二監督の最新作映画『ラストレター』では、手紙を通して過去のトラウマと向き合い、再生していく物語が描かれる。

💡 映画の舞台は、岩井俊二監督の故郷である宮城県で、仙台市内や周辺地域がロケ地として使用されている。

💡 映画『ラストレター』は、2020年1月17日から全国東宝系で公開予定。

それでは、映画『ラストレター』について詳しく見ていきましょう。

手紙から始まる物語

岩井俊二監督といえば、恋愛映画の名手として知られていますね。

岩井俊二『ラストレター』ポスターに松たか子、広瀬すず、神木隆之介らの姿
岩井俊二『ラストレター』ポスターに松たか子、広瀬すず、神木隆之介らの姿

✅ 岩井俊二監督の新作映画「ラストレター」のポスタービジュアルが公開され、松たか子、広瀬すず、福山雅治など豪華キャスト陣が写し出されています。

✅ 映画は、手紙の行き違いをきっかけに始まる2つの世代の男女の恋愛模様と、それぞれの心の再生と成長を描くもので、宮城を舞台に展開されます。

✅ 「ラストレター」は、2020年1月17日から全国東宝系で公開予定です。

さらに読む ⇒CINRA出典/画像元: https://www.cinra.net/news/20191003-lastletter

豪華キャスト陣が集結した、繊細で美しいラブストーリーですね。

岩井俊二監督の最新作『ラストレター』は、故郷・宮城を舞台にした世代を超えたラブストーリー。

亡くなった姉の遺品の手紙から始まる物語は、松たか子演じる主人公・裕里、広瀬すず演じる娘・鮎美、福山雅治演じる初恋の相手・鏡史郎、そして神木隆之介演じる過去の鏡史郎など、豪華キャスト陣によって紡ぎ出される。

姉の死を受け入れられずにいる鮎美は、母宛てに届いた鏡史郎からの手紙を読み、母との過去を知る一方、裕里は夫に内緒で鏡史郎に手紙を書き送る。

それぞれの想いが交錯する中、鏡史郎は裕里ではなく鮎美と文通していることに気づく。

なんか、切ない感じやーん。

故郷・宮城の風景

映画の舞台は仙台市内とその周辺ということですね。

せんだい・宮城フィルムコミッション 映画「ラストレター」特集サイト
せんだい・宮城フィルムコミッション 映画「ラストレター」特集サイト

✅ 映画「手紙」の主なロケ地は、仙台市内とその周辺に点在しており、主人公・裕里が過ごす街並みや、登場人物たちの生活空間を写実的に表現している。

✅ 映画に登場する図書館、カフェ、神社、遊歩道など、実際に存在する場所がロケ地として選ばれており、作品の世界観をよりリアルに感じられる。

✅ 映画の舞台となる仙台市内とその周辺の街並みや風景は、映画を通して紹介され、観光客や映画ファンにとって魅力的な場所となっている。

さらに読む ⇒せんだい・宮城フィルムコミッション 映画「ラストレター」特集サイト出典/画像元: https://smfc-feature.com/lastletter/

映画のロケ地巡りは、映画ファンにとって楽しみの一つですね。

「ラストレター」は岩井俊二監督が故郷・宮城を舞台に描いたラブストーリーで、仙台市が選ぶ「仙台シネマ」第7作品目に認定されました。

映画の主なロケ地は、城下町・白石と杜の都・仙台で、緑あふれる街並みや川のせせらぎなどが美しく描かれています。

ロケ地巡りの第一弾は、映画の冒頭、裕里の姉・未咲の葬儀シーンで使われた白石市の「文殊山大聖寺」。

400年以上前に開かれた歴史あるお寺で、映画では実際の葬儀の流れを再現して撮影が行われました。

副住職の福田孝教さんは、撮影時の緊張感と出演者たちのオーラに圧倒されたこと、そして映画を通じて地域に注目が集まることを喜んでいる様子を語ってくださいました。

お地蔵様が並ぶ参道やそこから見えるお寺の風景は、岩井監督も気に入り、ロケ地として選ばれました。

仙台とか、行ったことないわー。

ロケ地巡り

片倉小十郎重長と真田幸村の関係は、興味深いですね。

しろいし観光ナビ
しろいし観光ナビ

✅ 「大坂夏の陣」における片倉小十郎重長の活躍と、真田幸村との繋がり、そして真田幸村の血筋が片倉家に受け継がれた様子が描かれている。

✅ 片倉小十郎重長は「道明寺口の戦い」で真田幸村と激戦を繰り広げ、その武勇を認められた。

✅ 真田幸村の娘・阿梅は片倉小十郎重長の妻となり、息子・大八は片倉守信と名乗り、仙台藩士として真田の血筋を繋いだ。

さらに読む ⇒しろいし観光ナビ出典/画像元: https://shiroishi-navi.jp/detail/detail_4854/

映画を通して、地域の文化や歴史に触れることができるのは素晴らしいですね。

続いて訪れたのは、白石高校旧校舎近くの舘堀川沿いに佇む民家「片倉邸」。

築100年以上経つ昔ながらの日本家屋で、映画では裕里の実家であり鮎美が暮らしている遠野家として登場します。

片倉邸で生まれ育った疋田明さんは、映画の中で自分の家が美しく映し出されていることに感激し、特に縁側に入ってくる光や風の様子が印象的だったと語ります。

台風19号の被害を受けた片倉邸は現在立ち入り禁止となっていますが、映画のロケ地として使われたことを誇りに思っている様子が伝わってきました。

100年以上経つのやばい!

「手紙」が紡ぐ物語

岩井俊二監督の作品には、手紙が重要な役割を果たすことが多いですね。

岩井俊二 『Love Letter』から『ラストレター』、そして『チィファの手紙』へ

公開日:2020/12/09

岩井俊二 『Love Letter』から『ラストレター』、そして『チィファの手紙』へ

✅ 岩井俊二監督の代表作である「Love Letter」から始まり、最新作「ラストレター」まで、岩井俊二監督の映画における「手紙」の役割と意味を考察した書籍。

✅ 「Love Letter」では、手紙が亡くなった恋人への想いを伝える手段として、また「ラストレター」では、過去の出来事を明らかにする重要な役割を担っていたことを分析。

✅ さらに、岩井俊二監督が原作・脚本を務めた舞台作品「チィファの手紙」も加え、手紙を通して登場人物たちの心の動きや人間関係の変化を描き出す岩井俊二監督の表現技法を深く掘り下げている。

さらに読む ⇒株式会社ギボン出典/画像元: https://gibbon-gibbon.jp/works/5587

岩井俊二監督の「手紙」に対するこだわりを感じますね。

映画監督岩井俊二の最新作『ラストレター』は、1995年の『LoveLetter』を彷彿とさせる「手紙」をモチーフにした作品。

手紙というアナログなツールを通して、登場人物たちの心の奥底に隠された感情や葛藤が浮き彫りになり、現代社会における人間関係の複雑さを考えさせられる作品となっています。

岩井俊二は25年の時を経て、再び「手紙」というテーマを選び、「手紙の行き違い」が物語の鍵となる『ラストレター』を制作した。

セルフリブートという形で『LoveLetter』に近づけることを意識した岩井俊二は、カメラ、学校、図書館などの小道具や、中山美穂と豊川悦司といったキャストを意図的に配置することで、両作品を同時に再生させた際にほぼ同じ時間軸で同じシーンが現れるように設計している。

LoveLetterって、懐かしいなぁ。

過去のトラウマと向き合う

過去のトラウマと向き合うことは、難しいことですが、成長のきっかけにもなりますね。

映画『ラストレター』松たか子主演×岩井俊二監督、手紙の行き違いで始まった淡いラブストーリー
映画『ラストレター』松たか子主演×岩井俊二監督、手紙の行き違いで始まった淡いラブストーリー

✅ 「ラストレター」は、岩井俊二監督によるオリジナルストーリーで、松たか子が主演を務める映画です。

✅ 手紙の行き違いをきっかけに、過去と現在、2つの世代を通して紡がれる淡く切ない恋の物語が描かれ、松たか子、広瀬すず、福山雅治、神木隆之介など豪華キャストが出演します。

✅ 映画は、岩井俊二監督の地元である宮城を舞台とし、姉の死をきっかけに同窓会に参加した主人公の裕里が、初恋の相手である鏡史郎と再会し、姉のふりをして不思議な文通をすることから展開していきます。

さらに読む ⇒ファッションブランド・デザイナー情報 - Fashion Press出典/画像元: https://www.fashion-press.net/news/53331

登場人物たちの心の葛藤が丁寧に描かれていて、感情移入してしまいました。

物語は、亡くなった姉・遠野未咲(広瀬すず)に宛てられた一通の手紙から始まります。

妹の岸辺野裕里(松たか子)は、姉になりすまして手紙の返事を書き、未咲の高校時代の恋人だった売れない小説家・乙坂鏡史郎(福山雅治)と再び繋がりを持つことになります。

裕里は、夫からの束縛や、亡き姉の影に苦しんでいましたが、乙坂との手紙のやりとりを通じて、過去のトラウマと向き合い始めます。

一方、未咲の娘・鮎美(広瀬すず)は、母との思い出を探し求める中で、乙坂との手紙を通じて、母への思いを再確認し、成長していきます。

なんか、切ない話やなぁ。

映画『ラストレター』は、手紙というツールを通して、愛と喪失、そして再生を描いた感動的な作品でした。

🚩 結論!

💡 岩井俊二監督の最新作映画『ラストレター』は、手紙をきっかけに始まる物語。

💡 映画の舞台は宮城県仙台市内とその周辺であり、ロケ地巡りも楽しめる。

💡 映画『ラストレター』は2020年1月17日から全国東宝系で公開予定。