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フンボルトペンギン、絶滅危惧種!動物園で繁殖は成功している?フンボルトペンギンの現状とは!?

フンボルトペンギン、絶滅危惧種!動物園で繁殖は成功している?フンボルトペンギンの現状とは!?

📘 この記事で分かる事!

💡 フンボルトペンギンは、南米チリやペルーに生息するペンギンです。

💡 近年、生息数が減少しており、絶滅危惧種に指定されています。

💡 しかし、日本の動物園では、フンボルトペンギンの繁殖が成功し、安定した飼育が行われています。

本日は、フンボルトペンギンについて詳しく解説して参ります。

フンボルトペンギンの生態

フンボルトペンギンは、南米の海岸で生活しているんですね。

チリのフンボルトペンギンに絶滅のおそれ、調査報告 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

公開日:2013/04/29

チリのフンボルトペンギンに絶滅のおそれ、調査報告 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

✅ チリのパハロニーニョ島では、かつて2000羽ものフンボルトペンギンが繁殖していたが、現在は500羽程度にまで減少している。

✅ フンボルトペンギンの減少は、人間による生息地の破壊、漁網への混獲、エルニーニョ現象による海水温上昇、ネズミによる卵やヒナの捕食など、様々な要因が複合的に作用している。

✅ 特に、島と本土を繋ぐ防波堤の建設により、ネズミが島に侵入し、卵やヒナを捕食するようになったことが深刻な問題となっている。

さらに読む ⇒チリのフンボルトペンギンに絶滅のおそれ、調査報告 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News出典/画像元: https://www.afpbb.com/articles/-/2941344

人間の影響が大きいのは、とても悲しいですね。

フンボルトペンギンは、南米チリやペルーの海岸に生息するペンギンで、国内の多くの水族館で飼育・展示されています。

特徴としては、胸元に黒い線が入っていること、クチバシの根元がピンク色であること、腹部に黒点があることです。

食性は肉食で、魚やオキアミ、イカなどを食べます。

潜水時間は最大2分半程度で、50メートル以上の深さまで潜水することもあります。

年間1回換羽し、換羽中は水に潜ることができません。

1回の産卵で2個の卵を産み、約40日で孵化します。

繁殖は、毎年同じパートナーとペアを組み、同じ巣を使用することが多いです。

野生ではマゼランペンギンとの交雑も確認されています。

えー、まじ!?かわいそすぎるやん!

日本の動物園におけるフンボルトペンギン

日本の動物園では、フンボルトペンギンを飼育しているところがたくさんあるんですね。

第9回葛西臨海水族園(2)
第9回葛西臨海水族園(2)

✅ 葛西臨海水族園にはフンボルトペンギン、イワトビペンギン、フェアリーペンギンの3種類のペンギンが飼育されています。

✅ ペンギンの飼育場は横に広く、多くのペンギンを観察しやすい展示になっています。

✅ 特に餌の時間にはペンギンたちが活発に動き回るため、ペンギンの生態を観察する絶好の機会となります。

さらに読む ⇒熱帯魚のことなら『みずものコム』出典/画像元: http://mizumono.com/special/aqua/005744.php

葛西臨海水族園は、ペンギンの飼育に力を入れているんですね。

日本では、フンボルトペンギンの繁殖が盛んに行われており、ヒナや若い個体を見る機会も多いです。

国内の飼育数は1500羽ほどで、野生個体数の約7.5%に相当します。

フンボルトペンギンは、国内で最も多く飼育・展示されているペンギンであり、葛西臨海水族園、大洗水族館、ズーラシアなど多くの施設でその姿を見ることができます。

え、マジ!?ペンギンって、めっちゃ可愛いよね!

待望の誕生!

青森県営浅虫水族館で、フンボルトペンギンのヒナが誕生したんですね。

青森:ペンギン赤ちゃんすくすく 浅虫水族館 :地域ニュース : 読売新聞

公開日:2023/12/30

青森:ペンギン赤ちゃんすくすく 浅虫水族館 :地域ニュース : 読売新聞

✅ 青森県営浅虫水族館でフンボルトペンギンのヒナ2羽が誕生し、順調に成長しています。

✅ 2羽は8日と10日に孵化し、約1週間で体重が倍近く増えました。現在は巣箱で親鳥から餌をもらっており、1月中旬には歩き回る様子が見られるようになります。

✅ 飼育係の藤田さんは、元気なヒナの成長を見に来てほしいと呼びかけています。

さらに読む ⇒読売新聞オンライン : ニュース&お得サイト出典/画像元: https://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/news/20231230-OYTNT50019/

2羽とも順調に成長しているようで安心しました。

2023年12月8日と10日に、当館のフンボルトペンギンに2羽のヒナが誕生しました。

これは2022年1月以来の誕生となります。

12月24日時点で、2羽とも体重が600gほどと健康に成長しています。

わー!ペンギンの赤ちゃんって、めっちゃちっちゃくて可愛いよね!

成長を見守る

フンボルトペンギンのヒナは、すくすく成長しているんですね。

孵化したフンボルトペンギンの成長 – うちのバックヤードのチラ見せ
孵化したフンボルトペンギンの成長 – うちのバックヤードのチラ見せ

✅ 今年の5月に孵化したフンボルトペンギンのヒナ2羽は、7月に巣立ちをし、プールで泳ぎ、親と一緒に過ごすようになりました。

✅ 最初は親から口移しで消化されたエサをもらっていましたが、10月からバックヤードで自力でエサを食べる練習を始め、今ではプールに撒かれたアジを泳ぎながら上手に食べている。

✅ 展示場を訪れた際には、エサを食べているヒナの姿を探してみてください。

さらに読む ⇒【公式】のんほいパーク(豊橋総合動植物公園)出典/画像元: https://www.nonhoi.jp/blog/p9446/

ヒナがプールで泳いでいる姿を見られるのは、本当に嬉しいですね。

現在、ヒナたちは親鳥と一緒に巣箱で生活しており、観覧通路からは見えにくいですが、成長とともにプール内で観覧できるようになる予定です。

うわー!ペンギンって、泳ぎうまいよね!

フンボルトペンギンは、絶滅危惧種でありながらも、日本の動物園で大切に飼育され、繁殖も成功しています。

🚩 結論!

💡 フンボルトペンギンの生息数は減少しており、絶滅の危機に瀕しています。

💡 日本の動物園では、フンボルトペンギンの繁殖が成功し、安定した飼育が行われています。

💡 フンボルトペンギンのヒナは、順調に成長しており、将来は野生復帰を目指しています。