「川の流れのように」は美空ひばりのどんなメッセージを込めた曲?美空ひばりの遺志とは!?
💡 『川の流れのように』は、美空ひばりの強い意志によってシングルカットされた楽曲です。
💡 楽曲の制作背景には、ひばりの晩年の状況や、周囲の人々へのメッセージが込められています。
💡 ひばりの生誕85周年を記念し、新たなコラボレーションプロジェクトも進行中です。
それでは、美空ひばりの代表曲『川の流れのように』について、詳しく見ていきましょう。
「川の流れのように」誕生秘話:病床からのメッセージ
美空ひばりの最後のシングル曲『川の流れのように』は、多くのファンに愛され続けている名曲ですね。
✅ 美空ひばりは1989年1月8日に「平成の我 新海に流れつき 命の歌よ 穏やかに…」という短歌を詠み、3日後に「川の流れのように」がシングルカットされた。これは、ひばりの強い要望によるもので、彼女の意思が反映されたリリースだった。
✅ 「川の流れのように」は、ひばりが企画したアルバム『不死鳥パートⅡ』に収録された楽曲で、秋元康が作詞を担当した。秋元は、当時のひばりの状況を踏まえ、人生の応援歌として「川の流れのように」を制作した。
✅ ひばりは「川の流れのように」をシングルカットすることに強いこだわりを持ち、当初予定されていたポップス楽曲「ハハハ」をシングルカットする意向を覆した。彼女は、記者会見で「川の流れのように」が人生の metaphor であると語り、この曲の深い意味を強調した。
さらに読む ⇒TAP the POP出典/画像元: https://www.tapthepop.net/era/76695ひばりは、病床の中でも周囲へのメッセージを込めた曲を作りたいという強い意志を持っていたのですね。
1989年1月8日、元号が「昭和」から「平成」に移り変わった日、美空ひばりは「平成の我新海に流れつき命の歌よ穏やかに…」という短歌を詠みました。
そのわずか3日後、アルバム『不死鳥パートⅡ』に収録されていた「川の流れのように」がシングルカットされました。
これは、ひばりの強い要望によるものでした。
当時、全国ツアー「歌は我が命」の初日公演を前に、医師から病状が悪化していることを告げられたひばりは、周囲の猛反対を押し切ってコンサートを強行しました。
初日公演と翌日の小倉公演を終えましたが、体調は悪化し、ツアーの中止を余儀なくされました。
ひばりは、アルバム『不死鳥パートⅡ』のレコーディングの際、「自分の歌から遠い30代の人たちへのメッセージを残したい」と語っていました。
このアルバムでは、秋元康が総合プロデューサー/作詞を担当し、後藤次利、林哲司、高橋研、中崎英也、見岳章といった当時のポップス界で活躍していた作曲家たちが集められました。
ひばりは「川の流れのように」の作曲を手掛けた見岳章に、自身のメッセージを託したのです。
えー、ほんまに?めっちゃ感動するやん!
ひばりの強い意志:最後のメッセージ
ひばりの強い意志によって、この曲がシングルカットされたんですね。
公開日:2023/08/03
✅ 美空ひばりのシングル候補は当初「ハハハ」というポップス調の楽曲だった。
✅ しかし、ひばりが「川の流れのように」の詞に共感し、人生を川の流れに例え、その楽曲をシングルA面にしたいと強く主張した。
✅ その結果、「川の流れのように」がシングルA面となり、ひばりの晩年の代表曲となった。
さらに読む ⇒zakzak:夕刊フジ公式サイト出典/画像元: https://www.zakzak.co.jp/article/20230802-FOMYJH3UORKFDFTTGWM3VXDY4Q/2/ひばりの強い意志が伝わってくる、とても印象的なエピソードですね。
秋元康は、ひばりに「大丈夫よ!人生なんて川の流れのようなものだから…何とかなるわよ!」という応援歌を作りたいと考え、「ハハハ」というタイトルのポップス楽曲を当初はシングルカットする予定でした。
しかし、ひばりは自身の希望を押し切り、「川の流れのように」をシングルカットすることを決めました。
彼女は、記者会見で「もう゛川の流れのように゛という1曲聴いていただくと、10曲全てがわかるんじゃないでしょうか。
これからの私が大海へ流れる川であるのか?それとも何処かへそれちゃう川であるのか?それは誰にも分からないのでね…だから゛愛燦燦゛とはまた違う意味の人生の歌じゃないかなって思います」と語りました。
ひばりは、この曲を「1滴の雨が木の根を伝ってせせらぎが小川になる。
やがて大河になってゆっくりと海にたどり着く。
人生っていうのも同じように真っ直ぐだったり、曲がっていたり、流れが速かったり、遅かったり…本当に川の流れのようなものなのよ。
でもね、最後はみんな同じ海にそそいでいるのよ」と説明しました。
あのー、なんか、すごい話やなー。
新たな音楽世界:オーケストラとのコラボレーション
ひばりの生誕85周年企画、楽しみですね!。
✅ 美空ひばり生誕85周年企画として、東京フィルハーモニー交響楽団とのコラボレーションCD「美空ひばり Symphonic Works~不死鳥再び」が6月24日に発売される。
✅ このCDには、ひばりの貴重なマルチ・テープのボーカル音源に東フィルの演奏が加わり、「川の流れのように」「愛燦燦」「真赤な太陽」など、世代を超えた名曲が新たな世界観で蘇っている。
✅ CD発売にあわせて、制作の舞台裏に密着した特番がCS放送・TBSチャンネルで放送される。東フィルのレコーディング風景や貴重なボーカルトラック、関係者インタビューなど、美空ひばりの魅力をたっぷりと伝える内容となっている。
さらに読む ⇒PR TIMES|プレスリリース・ニュースリリースNo.1配信サービス出典/画像元: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002489.000019470.htmlひばりの歌声が、オーケストラとコラボレーションすることで、新たな魅力を生み出しているんですね。
美空ひばり生誕85周年を記念し、東京フィルハーモニー交響楽団とのコラボレーションCD「美空ひばりSymphonicWorks~不死鳥再び」が6月24日に発売されました。
このCDは、ひばりが生前「オペラ歌手になりたかった」という願いを叶えるべく企画され、最新技術でレコーディングされたものです。
ひばりの貴重なボーカル音源にオーケストラの演奏が加わり、「川の流れのように」など10曲が蘇りました。
オーケストラとの共作アルバムは、ひばりにとって初めての試みでした。
あら、ひばりちゃん、オペラ歌手になりたいって夢があったのね。知らなかったわ!
貴重な映像公開:制作舞台裏に迫る
貴重なレコーディング映像が公開されるのは、ファンにとって嬉しいですね!。
公開日:2022/06/24
✅ 美空ひばりの生誕85周年を記念して、東京フィルハーモニー交響楽団とのコラボレーションアルバム「美空ひばり Symphonic Works ~不死鳥再び」が発売されました。
✅ アルバムには、美空ひばりのマルチトラック・マスターテープからボーカルのみを抜き出し、オーケストラの演奏を加えた10曲が収録されており、「川の流れのように」など、世代を超えた名曲が新たな世界観で蘇っています。
✅ アルバムの発売に合わせて、レコーディング映像や制作の舞台裏に迫るドキュメント番組が放送されます。番組では、美空ひばりの長男である加藤和也氏や、オーケストラ指揮を担当した渡辺俊幸氏など、関係者へのインタビューも収録されています。
さらに読む ⇒MUSIC GUIDE ミュージックガイド出典/画像元: https://musicguide.jp/information/37194/制作の裏側がわかるドキュメント番組、ぜひ見てみたいです!。
6月24日から『川の流れのように』のレコーディング映像が公開され、57人のフルオーケストラによる演奏が美空ひばりの新たな音楽世界を生み出しています。
CD発売に合わせて、制作の裏側を追う特別番組がCS放送・TBSチャンネルで放送されます。
この番組では、美空ひばりの長男である加藤和也氏、オーケストラ指揮と編曲を担当した渡辺俊幸氏らのインタビュー、貴重なボーカルトラック、ライブ映像などが公開されます。
うっわ、マジ!?絶対見よ!
創作秘話:それぞれの解釈
美空ひばりの人生は、まさに波乱万丈でしたね。
✅ 美空ひばりは、戦後日本の映画界で活躍した伝説的な歌手であり、昭和時代の最も有名な演歌歌手として知られています。彼女は幼少期から数々の苦難を経験し、顔に硫酸をかけられる事件や、兄弟のヤクザ活動、結婚の失敗など、多くの困難に直面しました。しかし、それらを乗り越え、1987年には血管壊死症を患いながらも、「川の流れのように」という力強い楽曲を世に送り出しました。
✅ この曲は、彼女自身の波乱万丈な人生を象徴するものであり、様々な困難にも負けずに前向きに生きていく姿が表現されています。しかし、彼女は1989年に肺炎で亡くなり、多くのファンを悲しませました。
✅ 「川の流れのように」の作曲者は、見岳章であり、作詞者は秋元康が務めています。この曲は、演歌の世界を超えて、多くの人の心を打つ名曲として語り継がれています。
さらに読む ⇒Kayo Kyoku Plus出典/画像元: http://kayokyokuplus.blogspot.com/2013/03/hibari-misora-kawa-no-nagare-no-youni.html秋元康さんの発言は、興味深いですね。
美空ひばりの生前最後のシングル曲『川の流れのように』は、秋元康作詞、見岳章作曲で1989年1月11日にリリースされました。
この曲は、20世紀を代表する名曲として広く知られており、多くの人の心を打ってきました。
しかし、曲の歌詞やメロディーについて、秋元康と見岳章の創作過程に疑問を持つ声も上がっています。
特に秋元康は、ニューヨークのイーストリバーを眺めながらこの曲を書き上げたという発言をしています。
ニューヨークでの生活経験が『川の流れのように』の歌詞に影響を与えたという見方もある一方で、曲名や歌詞が『川の流れの如く』(吉田拓郎)や『川の流れを見つめて』(ボブ・ディラン)といった他の楽曲に似ているという指摘もされています。
これらの指摘は、秋元康や見岳章が他の楽曲から影響を受けた可能性を示唆しているものの、パクリや盗作を意味するものではありません。
へー、そうなんや。でも、ひばりさんの曲って、みんな心に響くもんね!
美空ひばりの『川の流れのように』は、彼女の人生そのものを象徴する、力強い楽曲ですね。
💡 『川の流れのように』は、美空ひばりの強い意志によってシングルカットされた楽曲です。
💡 楽曲には、ひばりの晩年の状況や周囲の人々へのメッセージが込められています。
💡 ひばりの生誕85周年を記念した、オーケストラとのコラボレーションアルバムも発売されています。