ACABO Logo Menu opener

伊藤比呂美と海原純子の母娘関係が明らかに!?『母との距離』は、二人の複雑な関係性を解き明かすのか?母娘関係の「ゆがみ」とは!?

伊藤比呂美と海原純子の母娘関係が明らかに!?『母との距離』は、二人の複雑な関係性を解き明かすのか?母娘関係の「ゆがみ」とは!?

📘 この記事で分かる事!

💡 詩人・伊藤比呂美さんと心療内科医・海原純子さんの母娘関係に迫ります。

💡 幼少期からの母親との距離感や子育てに対する考え方を明らかにします。

💡 母娘間の「ゆがみ」が、人生に与える影響について考察します。

では、第一章「母との距離」から見ていきましょう。

母との距離

伊藤比呂美さんと海原純子さんの母娘関係は、多くの読者に共感を与えるのではないでしょうか?。

伊藤比呂美「母とは一生わかり合えないと思って生きてきた。寝たきりで認知症が進んだ母の介護で訪れた変化」 【対談】伊藤比呂美×海原純子 多かれ少なかれ親は毒を持っている<後編>

公開日:2024/12/18

伊藤比呂美「母とは一生わかり合えないと思って生きてきた。寝たきりで認知症が進んだ母の介護で訪れた変化」 【対談】伊藤比呂美×海原純子  多かれ少なかれ親は毒を持っている<後編>

✅ 詩人の伊藤比呂美さんと心療内科医の海原純子さんは、それぞれ幼少期から母親との距離に違和感を感じていたことを語り、母を看取った今の年齢だからこそ言える、子育てに対する考え方を共有しています。

✅ 伊藤さんは、3人の娘を育てる中で、母親のように厳しくコントロールしようとは思わず、感情をコントロールするのではなく、時には怒りを見せることも重要だと考えていました。

✅ 海原さんは、伊藤さんの子育てに対するスタンスを「アサーティブな怒り方」と評価し、感情を偽って「あなたたちのためを思って」と表現するような仮面性は良くないと考えています。

さらに読む ⇒婦人公論.jp|芸能、事件、体験告白……知りたいニュースがここに!出典/画像元: https://fujinkoron.jp/articles/-/15023

母親との関係性から生まれた葛藤やトラウマは、大人になっても影響を与えているんですね。

伊藤比呂美さんと海原純子さんは、幼少期から母との関係性に課題を抱えてきたことを語ります。

伊藤さんは、母親から「ぐず」「何もできない」といった言葉で傷つけられ、海原さんは、母親に抱きしめられた記憶がなく、愛情を感じられませんでした。

伊藤さんの母親は、伊藤さんが詩人になったことを認めず、自分が理想とする結婚やキャリアを歩むことを期待していました。

海原さんの母親も、娘である海原さんの人生を自分のものとして捉え、海原さんの意見や気持ちを尊重することはありませんでした。

両者は、母親から愛されようとした過去があるため、今でも自信を失う場面があることを明かします。

海原さんは、医師として重要な講演を務める際でも、自信のなさで足がすくむと語っています。

伊藤さんは、親が子に影響を与え、コントロールしたいという欲求があることを指摘し、それが親子関係における課題だと述べています。

海原さんは、母娘は同性で性格も似ているため、母親が娘を自分の一部として捉え、距離を置くことが難しいとも話しています。

え、まじ!?めっちゃつらいやん…うちも母ちゃんとは色々あるから、共感しかないわ!

女性への共感と「語り」

説経節って、初めて聞いたわ。

新訳 説経節』刊行記念 伊藤比呂美、「説経節」を熱く語る! トーク&サイン会 2月13日(金)19:00~
新訳 説経節』刊行記念 伊藤比呂美、「説経節」を熱く語る! トーク&サイン会 2月13日(金)19:00~

✅ 伊藤比呂美さんは、中世の物語である「説経節」を現代語で蘇らせ、その魅力を現代人に伝えることを目指しています。

✅ 本書では、「小栗判官」「しんとく丸」「山椒太夫」など、ポピュラーな説経節を、現代人が読みやすいリズミカルな文章で紹介しています。

✅ イベントでは、伊藤比呂美さんが自ら説経節を語ります。参加費は800円で、ドリンク付きです。

さらに読む ⇒東京堂書店-Books Tokyodo 株式会社東京堂出典/画像元: http://www.tokyodo-web.co.jp/blog/?p=7841

伊藤比呂美さんの語りを通して、説経節の魅力を再発見できるんですね。

伊藤比呂美さんは、妊娠・出産経験を契機に、女性を対象とした「語り」として詩を書いてきました。

特に、子育てに疲れた女性たちを励ます気持ちが作品に込められています。

自身も、恋愛や家庭の問題、摂食障害などに苦しんだ経験から、中世・近世の旅芸人が庶民に語り伝えた「説教節」に共感し、その生き様を作品に投影しています。

伊藤比呂美さんの作品は、自身の経験や観察に基づいたリアルな描写と、ユーモアや詩的な表現が融合し、読者に深い共感と感動を与えています。

へー、説経節って、なんか面白そうじゃん!行ってみたいなー。

母親像の影

母親の言葉や態度が、子どもの自己肯定感に大きな影響を与えるんですね。

海原純子「母親からは名前を呼ばれず、医師になっても認めてもらえなかった。<娘として愛されたい>求めても叶えられなかった過去が、今でも顔を出す」(婦人公論.jp)
海原純子「母親からは名前を呼ばれず、医師になっても認めてもらえなかった。<娘として愛されたい>求めても叶えられなかった過去が、今でも顔を出す」(婦人公論.jp)

✅ 伊藤比呂美さんと海原純子さんは、幼少期から母との関係性に違和感を感じていたという。伊藤さんは、母親から頻繁に否定的な言葉をかけられ、自分の能力を信じることが難しかったと語る。海原さんは、母親から愛情を感じることが少なく、むしろ他人行儀な関係だったと振り返る。

✅ 二人の母親は、外では良い母親を演じている一方で、家庭では厳しい態度や感情の起伏が激しかった。特に、海原さんの母親は、地位やお金を重視し、娘の意見を尊重することはなかった。

✅ 伊藤さんは、母親の言葉に縛られる気持ちは今も残るものの、年齢を重ねて自分の価値観や生き方を確立してきたという。海原さんは、母親との関係性は改善されなかったものの、医学部を卒業し医師になったことを母親は自分の功績だと捉えていると語る。二人とも、母親との関係性に葛藤を抱えながらも、自身の経験を踏まえて生きていることがわかる。

さらに読む ⇒Yahoo!ニュース出典/画像元: https://news.yahoo.co.jp/articles/9281c0b547444e58bbcbcd060c0e33610b002ff7

海原さんの母親は、娘の意見や気持ちを尊重しなかったんですね。

伊藤さんは、母は不機嫌で癇癪持ちで、いつも「ぐず」と言われ、ののしられて育ったと振り返る。

海原さんは、母に抱きしめられた記憶がなく、母親というより他人みたいだったと語る。

母は外ヅラは良かったものの、家では別人格で、感情のコントロールが利かず、弱い者にあたるなど、多くの問題を抱えていたという。

特に、地位やお金、人と比べて勝つか負けるかを重視していた点が、海原さんを苦しめた。

例えば、海原さんが愛していた文鳥を、勉強しないという理由で人にあげてしまったエピソードは、母の冷酷さを物語る。

海原さんは、母は自分の人生を自分の手柄だと思っていると指摘し、自分がどんなに頑張っても認めてもらえなかったことを明かす。

あー、わかるわかる!うちの母ちゃんも、私の人生を自分のものみたいに思ってて、いつも干渉してくるんよ!

母娘関係の「ゆがみ」

母娘関係は、本当に複雑で難しいものですね。

海原純子「母親からは名前を呼ばれず、医師になっても認めてもらえなかった。<娘として愛されたい>求めても叶えられなかった過去が、今でも顔を出す」(婦人公論.jp)
海原純子「母親からは名前を呼ばれず、医師になっても認めてもらえなかった。<娘として愛されたい>求めても叶えられなかった過去が、今でも顔を出す」(婦人公論.jp)

✅ 詩人の伊藤比呂美さんと心療内科医の海原純子さんは、どちらも幼少期から母親との関係に違和感を感じていた。

✅ 伊藤さんは母親から頻繁に否定的な言葉を浴びせられ、自分の能力を信じられず、今でも母親の厳しい声が聞こえるような感覚を抱いている。

✅ 海原さんは母親から抱きしめられた記憶がなく、距離のある他人としか感じられず、母親が子どもを優しく呼ぶことに衝撃を受けたという。

さらに読む ⇒goo ニュース出典/画像元: https://news.goo.ne.jp/article/fujinkoron/life/fujinkoron-14733.html

母娘間の「ゆがみ」は、自己肯定感や生きにくさに影響を与える可能性があるんですね。

本書は、詩人である伊藤比呂美氏が、女性の一生をテーマに、様々な悩みや経験を赤裸々に語り、人生の知恵を授けるエッセイ集です。

月経、恋愛、結婚、出産、子育て、更年期、老い、死など、女性が人生の各段階で直面する課題に対して、自身の経験に基づいた率直な言葉で向き合います。

母との関係、夫との関係、女友達との関係など、女性を取り巻く人間関係についても深く掘り下げ、女性の生き方を多角的に考察しています。

また、セックス、摂食障害、自殺など、タブーとされてきたテーマにも正面から向き合い、女性が抱える心の闇に光を当てています。

現代社会で生きる女性にとって、共感と勇気を与える一冊と言えるでしょう。

伊藤比呂美さんと海原純子さんの対談では、母娘関係における「ゆがみ」について深く掘り下げられています。

伊藤さんは、自分の生き方を理解してもらえなかった母親との経験を語り、母親が娘に抱く期待や支配的な愛情が、娘の自己肯定感に悪影響を与える可能性を指摘します。

海原さんも、母親からの愛情を求めながらも満たされなかった過去が、現在でも自己否定に繋がっていることを明かし、母娘間の「ゆがみ」は、人生における自己肯定感や生きにくさに影響を与えうるという共通認識を示しています。

特に、母親が娘を自分の一部として捉え、同一化してしまうことが、距離感を生み出し、娘の自立を妨げる可能性を指摘しています。

また、母親の愛情が、娘にとって必ずしもプラスに働かない場合があることも強調され、母娘関係における複雑な感情や影響について改めて考えさせられる内容となっています。

うわー、まじか!私も母ちゃんと仲悪いし、なんか生きにくいなーって思ってたけど、これって母娘間の『ゆがみ』のせいだったんかな?

伊藤比呂美さんと海原純子さんの母娘関係を通して、母娘間の複雑な関係性や「ゆがみ」について考えさせられました。

🚩 結論!

💡 伊藤比呂美さんと海原純子さんの幼少期からの母娘関係の複雑な関係性が明らかになりました。

💡 母親の言葉や態度が、子どもの自己肯定感に大きな影響を与えることが示されました。

💡 母娘間の「ゆがみ」は、人生における自己肯定感や生きにくさに影響を与える可能性があることがわかりました。