坂東玉三郎のインタビュー連載：様々な分野の著名人と出会って、一体何が語られた？1976年の『婦人画報』連載から！

本日は、昭和時代の貴重なインタビュー記事をご紹介いたします。

坂東玉三郎のインタビュー連載：様々な分野の著名人との出会い

貴重なインタビュー記事ですね。

20代の坂東玉三郎さんによる貴重な対談連載「女流その世界」全12回を公開中！

公開日:2024/10/16

✅ この記事は、1976年の「婦人画報」に掲載されたインタビュー記事の抜粋であり、日本の演劇界を代表する3人の女性、杉村春子、篠田桃紅、越路吹雪と、舞踊家の吾妻徳穂のインタビュー内容をまとめたものです。

✅ それぞれのインタビューでは、それぞれの分野における仕事に対する情熱や、人生観、そして個性的な魅力が語られています。

✅ 特に印象的なのは、杉村春子の「芝居はお客さんがいるから責任が大きい」、篠田桃紅の「墨はいろんな色が表現できる」、越路吹雪の「おしゃれは気をつかわない」といった言葉です。これらの言葉は、彼女たちの生き様と仕事に対する姿勢を表す象徴的な言葉といえるでしょう。

さらに読む ⇒婦人画報デジタル | 食も文化もウェルネスも。「本物」がここにある出典/画像元: https://www.fujingaho.jp/culture/archives/g62250182/jyoryu-sonosekai-matome-241016/

それぞれの言葉から、時代背景や個人の魅力を感じますね。

1976年8月号から10月号にかけて『婦人画報』に掲載された、坂東玉三郎が様々な分野の著名人にインタビューする連載記事の要約です。

第1回は、俳優の杉村春子さん。

芝居の魅力について、観客との一体感や役者の責任の重さを語っています。

第2回は、水墨画家の篠田桃紅さん。

墨の魅力について、絵の具では表現できない深みがあり、それが抽象表現に繋がることを話しています。

第3回は、歌手の越路吹雪さん。

おしゃれについて、気取らず自然体でいることの大切さを語っています。

第4回は、舞踊家の吾妻徳穂さん。

舞踊家になったきっかけや、芸への情熱、若き日の恋愛についてざっくばらんに語っています。

へぇー、めっちゃ興味深い！

舞踊家の魂：吾妻徳穂との対談

吾妻徳穂さんの生き様について、深く知ることができますね。

吾妻徳穂（初代）

✅ 吾妻春枝は、日本舞踊家であり、市村羽左衛門（十五代目）の娘です。

✅ 大正13年（1924年）に帝劇女優養成所に入所し、昭和5年（1930年）に藤間春枝として「春藤会」を設立して舞踊家としての活動を開始しました。

✅ 戦後には「アヅマ・カブキ」を結成し、歌舞伎舞踊を海外に紹介し、本格的な日本舞踊初の海外公演を成功させました。

さらに読む ⇒国立国会図書館―National Diet Library出典/画像元: https://www.ndl.go.jp/portrait/datas/4096/

伝統芸能を海外に広めた吾妻徳穂さんの情熱が伝わってきます。

この記事は、雑誌『婦人画報』1976年11月号に掲載された、坂東玉三郎と舞踊家・吾妻徳穂さんの対談を再掲載したものです。

吾妻徳穂さんは、歌舞伎役者の十五代目市村羽左衛門を父に、芸妓で舞踊家の藤間政弥を母に持ち、幼い頃から芸の世界で生きてきました。

彼女は、藤間春枝として舞踊家を始めた後、吾妻流を再興し、吾妻春枝と改名、その後吾妻徳穂と改名しました。

戦後、海外での公演を通じて歌舞伎舞踊を世界に広めました。

対談では、吾妻徳穂さんの生い立ちや、女優時代、そして舞踊家としての活動について語られています。

吾妻徳穂さんは、幼い頃から踊りのお師匠さんになることを期待されて育ちましたが、女優に憧れ、帝劇の女優になりました。

しかし、花柳界の出という理由などで、いじめを受けた経験も語られています。

また、吾妻徳穂さんは、日本舞踊を海外に広める活動にも力を入れていました。

アメリカに渡り、「アヅマ・カブキ」として公演を行い、海外の人々に日本の伝統芸能を伝えました。

対談の中では、吾妻徳穂さんの芸に対する情熱、そして恋の物語も語られています。

この記事では、日本の舞踊界の巨匠である吾妻徳穂さんの半生と、伝統芸能に対する情熱、そして人生観について垣間見ることができます。

まじ！？かっけー！

今回は、昭和時代の貴重なインタビュー記事をご紹介しました。