【リコラボ】リコラボ"神戸"の鼓動と海のブルーカーボン

須磨海岸で活動するリコラボ里海班は、海の生物多様性とブルーカーボンに貢献するために、アマモという海草の普及活動を行っています。

アマモは海底の栄養を吸収し、稚魚の隠れ場や魚の産卵場所として重要な役割を果たしています。

小さな魚たちはアマモの中に身を隠して成長し、沖に出ることができるようになります。

アマモの普及により、海の生物の生存環境が改善され、豊かな海の姿を保つことができます。

この空き家は、地域の中心部に位置する神社の真横に位置しています。

現在は20年近く空き家であったために、劣化が進んで痛ましい姿になっています。

巨大なスズメバチの巣があったり、野生動物の住処になったりして、地域の人びとにとっても良好な生活環境を乱すような存在になってしまっています。

2012年、個人事業主として「ブルーミズム」をスタートさせ、その想いを伝えるために「魅話力」という商標を生み出し、コミュニティを作り、人との触れ合いを大切にしながら、自分らしく生きていくことをサポートしてきた。

行政、企業、団体、学校、コミュニティ、家族など、様々な集団の中でお互いを尊重し、共存することから生まれる幸せを広げていきたいという信念から、株式会社リコラボを設立することとなった。

リコラボは学生団体であり、空き家の再生や里山・里海の再生活動を行っています。

神戸市木津にある空き家を学生の手でリノベーションし、地域の人々と交流ができる場所に再生するプロジェクトを進めています。

また、里山では耕作放棄地を借りて雑草刈りから始め、作物を植え育てる活動を行っており、里海では海の保全活動やブルーカーボン事業のお手伝いをしています。

リコラボは「人と自然」、「人と地域」、そして「人と人」の「コラボレーション」を大切にしています。

須磨海岸で開催された「ブルーカーボンフェア at SUMA BEACH」では、ブルーカーボンについての啓発イベントが行われました。

イベントでは、パネルを通じてブルーカーボンの仕組みが説明され、参加者はアマモの移植体験をすることができました。

また、神戸高専の学生が水中ドローンを使用して撮影した映像も参加者に公開されました。

イベントには幅広い世代の人々が参加し、ブルーカーボンについての知識を深める機会となりました。