【オリコン】最新"アルバムランキング"はオリコンチャートでチェック！...？

2000年代後半以降、シングルCD市場の縮小に伴い、シングルCDの売上件数表示だけでは音楽市場の実勢を捉えきれなくなった。

オリコンは従来の売り上げ単独のチャートに加えて、複合ランキングを新設することを決定した。

この新設された「週間合算シングルランキング」は、CDシングル、ダウンロード単曲、ダウンロードシングルバンドル、ストリーミングの換算売上ポイントを数値化している。

ただし、Spotify売上の算入は見送られている。

オリコンチャート（オリコンランキング）は、オリコンリサーチ株式会社が発表する日本国内の音楽・映像ソフトなどの売り上げを集計したランキングです。

オリコンチャートは、1967年11月2日付から実験的に制作され、1968年1月4日付から正式にスタートしました。

集計期間は原則毎週月曜からの7日間で、日曜日に集計を締め切り、月曜日にチャートが発表されます。

ただし、発表される数値は集計サンプルからの推定売上げ枚数であり、レコード会社の出荷枚数とは異なる場合があります。

年末年始のみ2週分の合算で集計が行われていましたが、2011年1月分以降は各週ごとに集計されています。

2000年代後半より、特にシングルCD市場の急激な規模縮小に伴い、シングルCDの売上件数表示だけでは、市場における実勢を必ずしも捉えきれなくなった。

オリコンはCD売上とダウンロード売上を合算した「複合ランキング」を作成することには消極的であったが、2018年に新設された週間合算シングルランキングでは、1.ＣＤシングル、2.ダウンロード単曲、3.ダウンロードシングルバンドル、4.ストリーミングの要素が含まれている。

オリコンチャートは、オリコングループのデータサービス事業会社であるオリコンリサーチ株式会社が発表する日本国内の音楽・映像ソフトなどの売り上げを集計したランキングであり、正式名称は「オリコンランキング」である。

1967年からレコード売上などのランキングが掲載されており、1968年から正式にオリコンチャートが制作されている。

集計期間は毎週月曜からの7日間であり、日曜日に集計を締め切り、月曜日にチャートが発表される。

オリコン週間合算ランキングは売上ランキングであり、ビルボード・チャートは流行を可視化するため音楽との「接触」も重視している。

オリコン週間合算ランキングは複数枚購入商法が主流であり、単価の高いCDの比重が高く、ダウンロードやストリーミングの比重が低い。

一方、ビルボード・チャートはサブスクリプション型のストリーミングサービスの普及により、常に指標の調整を続けることで信用度が高まっている。

オリコンチャートはデジタル・ダウンロードの集計が遅れているため、日本の音楽シーンが不鮮明となり、ヒット曲が見えにくい状況が生じている。

2000年代後半以降、特にシングルCD市場は急激な規模縮小を経験した。

音楽配信市場の拡大によって補われたものの、シングルCDの売上件数は1/4程度、金額ベースでは6割程度まで落ち込んだ。

このため、シングルCDの売上件数だけでは音楽市場全体の実勢を正確に捉えることができなくなった。

オリコンは当初、CD売上とダウンロード売上を合算した「複合ランキング」の作成に消極的であったが、音楽消費動向の変化や実態を反映する必要性から、複合ランキングの新設を決定した。