【うつ病】うつ病の"初期症状"をチェック！！自分で気づく方法とチェックシート

この記事では、「うつ病は自分で気づけるのか」について詳しく解説しています。

うつ病の症状によっては、自分で気づくこともありますが、周りの人が異常な行動に気づくこともあります。

初期症状や自分で気づきにくいうつの特徴、受診の目安についても紹介しています。

お困りの方は、当院での受診も当日予約できるので、お気軽にご相談ください。

残りの4分の3の人は、心身の不調に悩んでいても医療機関で受診しておらず、適切な治療を受けられていません。

うつ病は早期発見、早期治療によって早く回復し、症状も軽症で済むといわれています。

しかし、多くの人がうつ病の症状に気づきながらも医療機関で受診できていない現状があります。

自分で気づくことができるうつ病の症状には、精神症状と身体症状があります。

精神症状とは気持ちの面での症状で、自分で気づきやすい症状には以下のものがあります。

うつ病の治療には、休養、薬物療法、精神療法などがあります。

早期の治療が重要であり、治療を受けないと症状が悪化し、回復が困難になることもあります。

休養は特に重要であり、うつ病からの回復に大きく関わります。

うつ病になると心と体が疲れ果てているため、十分な休養をとることは必要です。

薬物療法や精神療法も有効な治療方法であり、医師の指導のもとで行われます。

認知行動療法は、マイナス思考や考え方を改善し、楽しみや達成感を感じる行動を増やすことで、悪循環を断ち切る方法を学ぶ療法です。

うつ病は心の症状が現れる病気であり、誰でもかかる可能性があります。

異変を感じたり、人から指摘されるようなことがあれば、うつ病の可能性があるかもしれません。

その場合は専門の医療機関に相談することをおすすめします。

ただし、このチェックシートはうつ病の診断結果を表すものではないので注意が必要です。

うつ病の治療には、抗うつ薬と休養が欠かせません。

抗うつ薬は効果が出るまでに時間がかかるため、効果のピークまでは無理をせずに仕事を減らしたり、休養をとる必要があります。

薬を飲みながら無理をすると、効果が十分に発揮されない可能性があります。

うつ病と疲れの違いは、睡眠や休息などによって改善するかどうかで見分けることが可能です。

疲れの場合、しっかりと睡眠や休息をとることで改善します。

一方、しっかりと睡眠・休息を取っても改善しない場合には、うつ病の可能性があります。

うつ病は朝方に気分や体調が悪くなる傾向にあるため、寝る前と比べて朝の疲労感が強い場合には特に注意が必要です。

うつ病の症状である疲労感や体のだるさは、誰もが経験することです。

一般的な疲労感や体のだるさは休養することで改善しますが、うつ病の場合は長期にわたって症状が持続するといった特徴があります。

うつ病の診断は、アメリカの精神医学会が作成している精神疾患の診断基準・診断分類である「DSM-5」に基づいておこなわれます。

症状によっては、「うつ病かも」と自分で気づくことがあります。

うつ病は、脳内物質「セロトニン」の減少が要因となり、やる気を失ってしまう病気です。

極端な気分の落ち込みや、興味の消失などが2週間以上続くと、うつ病と診断されます。

過度のストレスがその原因とされています。

うつ病の症状には、メンタル的なものと体の症状があります。

メンタル的な症状には「抑うつ気分」「不安」「焦り」「興味の消失」「意欲の低下」「おっくう感」「自責の念」「コミュニケーション能力の低下」などがあります。

体の症状には「睡眠障害」「食欲の衰退」「疲労感」「倦怠感」「動悸・息苦しさ・口が乾く」などがあります。

また、肩こりや腰痛、胸痛などの痛みも伴うことがあります。

うつ病になりやすい人の性格には、「完璧主義」で「責任感が強い」「人当たりが良い」「道徳感が強い」などの特徴があります。

このような性格をもち合わせると、他の人から物事を頼まれやすくなります。

特に職場では、仕事を断りきれずに抱え込んでしまい、オーバーワークとなることで、極度なストレスを受けてしまいます。

うつ病は簡単にチェックできるインターネットを参照すると、うつ病のチェックシートなどが公開されています。

その一例を挙げると、「体がだるくて疲れやすいですか？

」「騒音が気になりますか？

」「朝に特に無気力ですか？

」「眠れないで朝早く目覚めることがありますか？

」「食事が進まず味がないですか？

」「テレビを見ていて楽しいですか？

」などの質問が並びます。

介護うつは、介護を原因とするうつ症状のことです。

介護うつは、本人や周りの人が気づきにくいうつ病で、発症すると治るまでに時間がかかるといわれる深刻な病気です。

介護うつにならないためにも、介護うつに対する正しい知識を持って予防と対策を講じる必要があります。

介護うつには孤独で抱え込むタイプと頑張りすぎて燃え尽きるタイプがあります。

介護を一人で抱え込んでしまい、うつ病が進行してしまうこともあります。

介護うつの治療法としては、薬物療法、精神療法、休養（レスパイト）の3種類があります。

薬物療法では抗うつ剤を使用し、気持ちの落ち込みを薬で抑えます。

精神療法では専門医によるカウンセリングなどで原因を探り、取り除く方法を見出していきます。

休養は介護から離れる時間を作ることで治療します。

介護者がしっかりと休み、心身ともに休養し回復することが重要です。

介護うつの治療は自己判断でやめてはいけない。

治療の過程でも良くなったり悪くなったりと反復しながら、ゆっくりと階段を上るように改善していく。

回復傾向に向かうと自己判断で通院や薬を止めてしまうことが多いが、再発し逆戻りすることがあるため、薬を止めたり減らすタイミングは主治医の指示に従うべきである。

根気強く再発予防期を過ごすことが大切である。

ストレスチェックリストは、日常の行動や身体に現れる症状をチェックして、ストレスによって脳がどれだけ疲労しているのかを調べるためのものです。

肉体的な疲労とは異なり、脳の疲労はどのような形で現れるのかは分かりにくいですが、ストレスチェックリストを活用することで、うつ病の症状の度合いを調べることができます。

早期のストレスチェックによって、うつ病の早期発見と早期治療につなげることができます。

不知火式ストレスチェックリストは、うつ病の可能性を心配している人やその周囲の人々のために作成されました。

このチェックリストには40の設問が含まれており、身体の不調や精神的なストレスに関連する症状を捉えることができます。

その中には「日曜日はぐったりしている」という設問もあります。