【スプーン】スプーンと"フォーク"の置き方をマスターしよう！！

食事中、ナイフとフォークを置く時は、ナイフとフォークを「７時20分」の位置に置くのが正解です。

また、食べ終わった後はナイフとフォークを並べて「３時20分」の位置に置くと良いです。

このようにすることで、給仕の人がお皿を下げてくれるでしょう。

ただし、どちらの場合もナイフの刃先を内側に向けることを忘れないようにしましょう。

さらに、もしナイフやフォークを落としてしまった場合は、自分で拾わずにそのままにしておくことが大切です。

フォークとナイフの置き方によって食事中や食事終了を示すことができます。

食事中に席を立ちたい時や少し手を休めたい時、パンやサラダなどを食べる時は、フォークとナイフをハの字にしてお皿の上に置くことで「まだ食事中ですよ」というサインを示します。

食事中には、カトラリーレストに置くマナーがあります。

ナイフの刃は内側を向くようにおき、フォークの先も上を向くように置きます。

さらに、ナイフは刃と柄の境ぐらいの位置を置き、フォークは膨らみのある背のあたりをレストの上に乗るように置くとバランスが良いです。

スプーンの場合は、フォークと同様に膨らみのあるあたりをレストの上に置くようにします。

これらのマナーを守ることで、食事の美しさを引き立たせることができます。

氷菓を食べる際は、スプーンをさした時に滑って金属音が立たないように片手で器を押さえて味わうのがコツです。

取っ手のついた器は取っ手を持っておさえるか、取っ手部分に手を添えて固定させると食べやすいです。

取っ手のない器は下の部分に手を添えるようにしましょう。

ワンポイントソルベを食べた後は、スプーンを下の受け皿に置いて、手前から一口分をすくって味わいましょう。

ライスを食べるときは、フォークを利き手に持ち替えて、他の食材と同じようにすくって食べるのが正しいマナーです。

パスタを食べるときは、スプーンを使わずにフォークを立てて回して食べるのが一般的です。

また、豆類などのコロコロ転がる食材はフォークで刺すのが難しいため、上手く刺せない場合は他の方法を考えましょう。

『エチカの鏡』で紹介されたマナー講師の平林都先生が、レストランでの服装やナプキンの使い方を伝授しています。

カトラリーの使い方では、一番外側にあるものから使うことを覚えましょう。

服装やマナーに気をつけることで、より上品な印象を与えることができます。

スープを飲む時には、自分から顔を近づけるのではなく、スプーンを口元に近づけることを意識しましょう。

スープを飲む際にこぼす心配がある場合は、スプーンをしっかりと握って安定させることがポイントです。

スープの量が少なくなったら、皿を少し持ち上げてスープを集め、スプーンですくう量はスプーンの3分の2を目安にしましょう。

また、スープカップの取っ手付きの場合は、持ち上げても問題ありません。

温かいスープは冷ますためにフーフーと息を吹きかけるのはマナー違反ですので、ひと口の量を減らして少しずつ飲むようにしましょう。

ナイフとフォークの持ち方は、人差し指を添えながら軽く持ちます。

魚用ナイフの場合は、力を入れなくていいので人差し指で押さえる必要はありません。

スプーンも同様に右手で柄の部分を軽く持ちます。

洋食レストランやパーティー会場などでは、お皿を中央にして、右側にはナイフやスプーン類が、左側にはフォークがあらかじめセッティングされているはずです。

スープを飲む際には、スプーンを使って静かに飲むのがマナーです。

音を立てずに飲むようにしましょう。

スプーンのマナーは、口に入れるのではなく、スプーンの縁に口をつけるようにしていただくのがマナーとなっています。

スープをいただく際、イギリス式とフランス式のマナーには異なる着眼点があります。

イギリス式は相手にお皿の裏側が見えないように注意し、スープが少なくなったら手前を傾けてすくみます。

一方、フランス式は相手への思いやりからスープがはねたりこぼれないように奥から手前にすくいます。

どちらも相手を尊重するマナーですが、目的が異なります。

スープの残りが少なくなったら、取っ手を添えてカップを傾けるか、持ち上げて飲む。

パイ皮のついたスープは左手で支えながら、ゆっくりとパイの中央をスプーンで崩して食べる。

フォークやナイフがついている場合は、最初に切ってからスープと一緒に食べる。

パイ皮が外に落ちても、自分で集めないようにし、お店の方にお任せする。

スープパスタを食べる際は、右手でフォークを持ち、器の端を使って麺を巻きつけながら食べるのが正しい食べ方。

スープの食べ終わりのマナーには2つの方法があります。

平皿の場合は時計の4時の短針の向きに、もう一つは受け皿の手前か奥に水平にスプーンを置くこと。

最近では、スプーンが安定するためにお皿の中に置くことが一般的。

カップスープの場合は受け皿の手前か奥に水平になるように置くのがマナーです。

スマートにスープをいただき、上品な大人の女性を目指しましょう。

食事中に席を離れる際は、一般的には料理が下げられた後が良いとされています。

席を離れることで料理のサービスがスムーズに行え、他の食事参加者にも配慮があります。

食事のマナーは、カトラリーの置き方やナプキンの使い方だけではありません。

失礼に当たる、品がないといわれる食事のNGマナーを7つ紹介するので、自分も同じようなことをしたことがないかチェックしてみてくださいね。

正しいマナーも一緒に紹介します。

フォークを持ち替えるフォークを持ち替えて食べるのはマナー違反です。

右手にナイフ、左手にフォークを持ち、料理をカットしたらそのまま左手のフォークを使って食べましょう。

左利きの場合は、予約時または来店時に左利きであることをスタッフに伝えましょう。

カトラリーの配置を左利き用に変えてくれますよ。

フォークの背に乗せて食べるフランスでは、フォークの背に食べ物を乗せて食べるのはマナー違反にあたります。

不安定で落としやすいからといって、フォークの背を使って食べ物を押しつぶすのもNG行為です。

しかし、イギリスではフォークの背に料理を乗せて食べるのが正式なマナーとされており、ここでもフランス式とイギリス式の違いがあらわれます。

日本ではどちらの食べ方もマナー違反にはならないので、フランスで食事をする機会がある際に注意しておくと良いですよ。

音を出してスープを飲む日本人は昔から汁物をすすって飲む習慣があります。

多少音が出ても問題なく、音が出たからといって行儀が悪いとみなされることはありません。

しかし、スープであれば音を立てないのがマナーです。

フレンチレストランなどではスプーンを使って飲むのが基本の食べ方です。