【大和市】大和市で連続"主婦"殺人事件が発生！！衝撃の真相に迫る

２００１年５月には群馬県安中市内のビジネスホテルに２泊し、宿泊費など１０万円以上を支払わず姿を消していた。

このように立て続けに悪事を働いてきたふたりだったが、一定の歯止めがあるようにも思え、人の命を奪うことまではしなかった。

山本章代ところが、このころ人生相談のために通っていた祈祷師から『あるお告げ』をもらったことで、庄子の犯行は凶悪なものに変わっていく。

祈祷師がふたりに告げた内容は「押さえつけている５つの仇なすものを排除しなければならない」というものだった。

これは「庄子の人生には５つの障害があって、それを取り除く必要がある」という意味だが、庄子はこれを曲解した。

彼は「５人殺害すれば運が開ける」と捉え、章代の知人５人を殺害することを提案した。

庄子（４６）は章代（３８）と共謀して、神奈川県大和市に住む主婦の林弘子さん（５４）を殺害することを決めた。

夫は朝七時四五分頃に家を出て、夕方の五時五〇分頃に帰宅した。

妻は夫が帰宅した際に既に死亡しており、司法解剖の結果、正午から午後三時の間に殺害されたことが判明した。

犯行時刻にはマンションに出入りする二人の男女の姿が目撃されていた。

章代は林さんと健康食品の訪問販売を通じた知り合いで、予てから林さん宅を頻繁に訪れていた。

庄子は林さんを強姦しようとしたが、彼女の抵抗に遭い失敗した。

その後、庄子は林さんを殺害し、現金とキャッシュカードを奪った。

庄子は指名手配され、別の主婦のマンションに侵入し、スタンガンを使って被害者を攻撃した。

北山は女性を銃で脅し、車を奪い、人質にしようとしていた。

女性は抵抗し、銃を手で押さえたが、北山は発砲した。

近所の主婦が駆けつけたが、女性は銃弾を受けたものの一命を取り留めた。

北山は神奈川県から東京都へ逃走し、再び県境を越え横浜に入り、乗用車に乗り換えるために女性を襲撃した。

連れ去られた男の子は車内で発見され、女性警官により保護された。

北山の足取りは途絶え、捜査本部は山林に逃げ込んだ可能性が高いと判断し、機動隊員300人を動員して山狩りを敢行した。

しかし、北山の行方は突き止めることができず、住民たちは恐怖に包まれた。