【小学生】小学生・"中学生"・高校生の学習法とは！！通塾率の推移や勉強時間と成績の関係について解説

この記事では、小学生・中学生・高校生の通塾率の推移についてまとめられています。

1985年から2007年までの小学生の通塾率は右肩上がりの傾向であり、2007年が最も高い約26%でした。

小学生の学年別通塾率の推移では、小6の通塾率が最も高く、小1の通塾率が最も低いことがわかります。

また、学年が高くなるにつれて通塾率が高くなる傾向もあります。

2007年から2017年の小学生の通塾率は、平均47%前後で大きな変動はせず推移しています。

通塾率には大きな変動はないものの、生徒数が減少している影響をうけ、通塾者数は2013年以降減少しています。

勉強時間と成績の関係は、勉強時間が長いほど成績が上がるとは限らないことがわかっています。

成績を上げるためには、まず机に向かう習慣をつけることが重要であり、一定量の勉強時間を確保することも必要です。

しかし、ただ勉強時間を延ばすだけでは効果は限定的であり、勉強時間（量）と勉強の仕方（質）の両方をアップさせることが大切です。

特に中学生や高校生になると、家庭での勉強以外にやるべきことややりたいことが増えます。

そのため、限られた時間を有効に使い、自分に合った勉強方法を考えて工夫することが成績向上には効果的です。

受験を控えた学年では、学習時間が重要です。

東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所の調査によると、小学生の平均勉強時間は3年生で約1時間、4年生で約1時間10分、5年生で約1時間30分、6年生で約1時間40分です。

中学生の平均勉強時間は1・2年生で約1時間40分、3年生で約2時間です。

高校生の平均勉強時間は1・2年生で約1時間30分、3年生で約3時間です。

これらは平均値であり、目標によってはより長い勉強時間が必要です。

勉強が苦手な子どもは、伸びしろが大きいため、効果が出やすい状況にあります。

一方、勉強が得意な子どもは、学習時間を長くしても成績の伸びが限定されることがあります。

学校でも勉強時間の指導を行っており、学校や家庭での働きかけによって勉強時間を確保するようにしています。

家庭学習を効果的にするためには、学習の質を高める働きかけが重要です。

学習量の確保だけでなく、時間の効果的な使い方や具体的な勉強方法を考えさせることも重要です。

また、親は子どもの思いや状況を冷静に捉え、プレッシャーを与えずにサポートすることが大切です。

勉強しない子どもを放っておくことは避け、ほめたり励ますことや子どもが好きな内容の勉強を一緒に楽しむことも効果的です。

勉強の仕方に悩む子どもには、子どもと一緒に考えることが重要です。