【弁慶】弁慶の立ち往生とは！！？"立ったまま死んだ"伝説の豪傑の真実を解説！！

武蔵坊弁慶の最期は、無数の矢を受けて立ったまま亡くなるというものであったと言われています。

これについて医学的な観点から解説していこうと思います。

立ち往生とは、立ったまま絶命することを指す。

様々な条件が重なった結果、急速な筋肉の硬直が始まり、死後硬直が急速に始まるため、場合によっては死んでいるのに立ったままという事態が発生する。

立ち往生は、武蔵坊弁慶の逸話でも描かれており、創作上ではカッコイイとされている。

比叡山での修行ののち自らを西塔武蔵坊弁慶と名付け、以来その名で知られるように。

京都で源義経と出会った弁慶は、義経に仕え、その智謀と怪力で活躍するも、最期は奥州衣川にて義経を守るため戦い、全身に矢を受けながら立ったまま絶命。

その壮絶な最期は「弁慶の立往生」と語り継がれています。

田辺には弁慶さんの最期を伝え聞いた人々が弁慶松を植え、その伝統が代々受け継がれています。

JR紀伊田辺駅前には高さ３m、重さ２tもの弁慶像が立ち、秋の弁慶まつりでは数百人もの参加者が連なり踊る弁慶ゲタ踊りなどが行われ、まちをあげた賑わいになります。

田辺を訪れると、文献には載っていない弁慶さんのストーリーを感じることができるかもしれません。

弁慶は激しい戦闘の最中に死亡し、死後硬直が素早く始まったため、筋肉が硬直して立ち往生したと考えられます。

通常、死後硬直は死後2-3時間で始まると言われていますが、弁慶は倒れる前に死後硬直が始まったため、非常に激しく動いていたと推測されます。

この事実を踏まえると、『キングダム』を読み返すと新たな面白さが見つかるかもしれません。

忠臣蔵の季節が近づいて、ふと思い出すときに、武蔵坊弁慶の、勧進帳、立ち往生を、想い出しました。

それまでに、主君を命懸けで守り、命を落としても守り抜いたという忠義が、忠臣蔵と重なります。

弁慶の立ち往生とは、敵500人から君主の源義経を守った弁慶の最後の亡くなり方を言葉にしたものです。

矢が無数に突き刺さっても最後まで身をていして君主を守り、立ったまま死んだとされています。

弁慶の執念とまでも言える君主への忠誠心をもつからこそできるのかもしれません。

弁慶の立ち往生は実話ではないとされています。

死後硬直説や薙刀が杖になった説など、様々な説が存在しますが、医学的にはあり得ないとされています。

弁慶の立ち往生は、彼の強さを評価するために作られた伝説の一部と考えられています。

弁慶は死亡時にかなり激しく動いていたということが重要です。

死後硬直とは、人が亡くなると筋肉が硬くなる現象です。

死亡すると心臓や循環器が停止し、酸素が体内を巡らなくなります。

その結果、筋肉にも酸素が行き渡らず、呼吸ができなくなります。