最近の芸能人の孤独死事例について

飯島愛さんは、２００８年１２月２４日に３６歳という若さで自宅で孤独死しているところを発見されます。

死因は肺炎。

発見時は、死後１週間ほど経っていたそうです。

飯島愛さんの死にはナゾが多く、死因への様々な憶測が飛び交いました。

警察は、飯島愛さんが渋谷署に現れた時にも、遺体が発見された時にも薬物検査を行ったそうですが、結果はシロだったそう。

結局、様々な捜査の末、飯島愛さんの死因は肺炎であると断定されました。

現在も尚、飯島愛さんの死因は肺炎であること以外、詳しいことは発表されていません。

これからもきっと真相はわからないままではないかと思います。

大原麗子は日本を代表する女優であり、大河ドラマや映画に出演していました。

彼女はギラン・バレー症候群やうつ病など心の病に苦しんでおり、2009年に自宅で死亡しているのが発見されました。

死因は心不全であり、当時51歳でした。

彼女の晩年は孤独を感じていたという報道もありますが、それについては詳細はわかりません。

川越美和さんは繊細な性格であり、芸能活動を始めた頃からアルコールで自身の緊張感や不安感を緩和していたことが推測されます。

しかし、そのことが原因でアルコール依存症となり、芸能界での活動が難しくなりました。

川越美和さんは治療や薬の服用を試みましたが、改善できずにイライラが募り、トラブルを起こし孤独になってしまった可能性があります。

また、川越美和さんは芸能界から遠い存在となっており、孤独感や寂しさを強く感じていたと思われます。

キングレコードより2019年に発売された『江利チエミ 昭和歌謡を歌う』のCDジャケットを紹介する本シリーズの最終回では、「孤独死」をテーマにしている。

江利チエミは美空ひばり、雪村いづみとともに「三人娘」と称されるほどの国民的スター歌手であり、彼女の晩年は実に悲劇的だった。

彼女は映画俳優の高倉健と結婚して幸せな家庭生活を送っていたが、実の姉によって奈落に突き落とされることになる。

江利の異父姉であるYは、ある時、自分が姉であることを告げ、江利に同情を引き出して家政婦兼付き人として住まわせることに成功する。

しかし、これはYが江利に嫉妬して計画的に行動していたことが後に明らかになる。

華やかに見える芸能界でも、孤独死を迎える芸能人が存在します。

その中でも、キャスターの山口美江さんは、５１歳で孤独死してしまいました。

山口美江さんは、フジッコの漬物百選のCMで知名度を上げた人物であり、バラエティやドラマでも活躍していました。

彼女は、アルツハイマーが進んだお父さんの介護のために一時引退し、その後は一人暮らしをしていました。

死因は心不全であり、自殺説も浮上しましたが、警察の捜査の結果、自殺ではないことが判明しました。

山口美江さんは、孤独死する可能性を感じていたのか、冗談交じりに顔なじみの人に「３日来なかったら、気にして欲しい」と話していたそうです。

彼女の死体は、死後１日で発見されました。

ひとり暮らしの人は、突然の体調不良で亡くなることも多いため、顔なじみの人やこまめな連絡を大切にすることが重要です。

女優の島田陽子さんは、69歳で亡くなりました。

彼女の死去については、2人の妹との関係が疎遠であり、遺体の引き取り手が決まらず、「無縁仏」になる可能性があると報じられました。

島田陽子さんのように、芸能人たちの中には孤独死を遂げる者も少なくありません。

大原麗子さんの場合も、連絡が取れないことを不審に思った実弟らが自宅で彼女の死体を発見したと報じられました。

野村さん、梓みちよさん、宍戸錠さんはそれぞれ喪失感を抱えていました。

野村さんは愛妻の沙知代さんが亡くなられたことによるさびしさを感じていました。

梓さんは昨年５月に愛犬を失い、落ち込んでいました。

宍戸さんは１０年前に妻・游子さんを亡くし、さらにその翌年には愛犬も失っています。

喪失感は年をとるほどに身にこたえるものであり、彼らにとっては孤独死とも言えるかもしれません。

孤独死の場合、亡くなってから発見されるまでには、ある程度の時間を要することがあります。

終活に関する情報を発信するメディア「終活瓦版」を展開する林商会は、離れて住む一人暮らしの親の孤独死に対する意識や対策、親との関わり方についてアンケート調査を行いました。

その結果、親の孤独死について考えたことがある人の割合は4割でした。

また、ケアマネジャーを対象に行われた別の調査では、孤独死にならないためには何ができるのかについても調査されました。

山口美江さんは、モデル時代に出演した「しば漬け食べたい」というCMでブレークしました。

彼女はその後、テレビ番組の司会や女優として活躍しましたが、51歳で孤独死していることが判明しました。

彼女は重度のアルツハイマー病を抱えた父親の介護のために仕事を減らし、横浜市内に輸入雑貨店をオープンして静かに暮らしていました。

人間は「社会的動物」と言われるように、家族と社会（共同体）のなかでしか生きられません。

家族や共同体とのつながりがあるから生きているのです。

アメリカで７５年間にわたって７２４人のアメリカ人の人生を追跡した調査研究があります。

この調査研究を発表したロバート・ワルディンガー氏は、調査から判明したことを次のようにまとめています。

家族や友人、地域と結ばれた人々は、そうでない人々よりもより幸福、健康、長寿である。

孤独は命を縮める。

親しい人たちとの関係の質が重要である。

家族や友人がいても争い事があれば、健康によくない。

よいつながりは身体的健康のみならず、脳にもよい。

困った時に頼れる人がそばにいると、記憶力も長く維持できる。

つまり、長生きを望むなら、一人暮らしをしても家族、友人、社会とのつながりをなくしてはいけないのです。

本当の孤独死をしないためには、これがいちばん重要なことです。