新城島で開催されるアカマタ・クロマタの祭りの魅力とは？

「アカマタ・クロマタ」祭りは夕方から開始され、村の一軒一軒を一晩かけて回る。

祭りの終了は朝方であり、その間に「アカマタ・クロマタ」が登場し、太鼓を叩き、唄を歌いながら祭りを行う。

アカマタ・クロマタは沖縄県八重山列島で旧暦5月-6月に行われる豊年祭に登場する来訪神である。

西表島東部の古見を発祥とし、他に小浜島、新城島の上地島、石垣島宮良に伝わっている。

かつては、既に廃村になった西表島北部の他の地区や新城島の下地島でもみられた。

西表島古見ではアカマタ・クロマタ・シロマタの3柱、他の地区ではアカマタとクロマタの2柱が現れる。

沖縄の新城島には、秘祭と噂されるお祭り「アカマタ・クロマタ」が存在します。

この祭りは撮影禁止であり、内容の口外も禁止されており、謎に包まれています。

祭りの全貌やタブーの存在について探ってみます。

新城島へのアクセスは便利ではなく、沖縄本島からの定期便はなく、石垣島と西表島を結ぶ船が新城島を経由します。

新城島の秘祭「アカマタ・クロマタ」の起源については、つがいの来訪神であると言われています。

彼らはいつも異界に住んでおり、年に一度、豊年祭の時だけ人間の前に姿を現します。

また、立ち入り禁止の御嶽が異界に繋がっていて、そこから登場するという言い伝えもあります。

アカマタは男、クロマタは女とされており、子どもの神がついていることもあると言われています。

彼らは豊かな生活と繁栄を祈願するために島のあちこちを回る集団です。

沖縄県の八重山諸島で1年に1回行われる秘祭「アカマタ・クロマタ」は、異界から出現した「アカマタ」と「クロマタ」と呼ばれる来訪神が集落を訪れ、五穀豊穣を祈る祭りです。

この祭りは200年以上前から続いており、集落の人間以外は見ることができません。

祭りの期間中は立入禁止で、部外者は見学すらできないと言われています。

写真や動画での記録も禁止されており、撮影された写真は一切存在しません。

アカマタ・クロマタは、撮影が禁止されている祭りであり、1968年には暴行事件が起きたこともある。

この祭りでは、部外者が立入禁止となっており、特に石垣島・宮良では絶対に撮影録音することが禁止されている。

しかし、一部の人々は撮影を試みており、その結果、暴行を受けるなどの事件も発生している。

八重山地域で新城島を含め４箇所の豊年祭で出現する「アカマタ・クロマタ」は、沖縄化される前の八重山文化の古層を示す痕跡と考えられている。

八重山は沖縄本島の文化の影響下にありながらも、本来は異なった文化・歴史を持っていた。

アカマタ・クロマタはその象徴であり、ニロー神やニイルピトゥとも呼ばれ、現世に豊穣をもたらす常世の国を指す。

神事は西表島古見が発祥の地とされ、各地に伝播した。

また、南風見や仲間でもアカマタ神事が行われていた可能性がある。

2018年、『来訪神』は、「来訪神＝仮面・仮装の神々」として、10件の日本の来訪神行事がユネスコ無形文化遺産に登録された際に登録されました。

その『来訪神』の名前が『アカマタ・クロマタ』です。

アカマタクロマタとは豊年祭沖縄県の八重山郡竹富町に属する八重山諸島の島で、上地島及び下地島の2つの島の総称である『新城島』は、手付かずの自然が魅力的で、ホワイトビーチに青い海に囲まれたとても美しい島です。

ここで謎に包まれ「秘祭」と噂されている『アカマタクロマタ』という豊年祭が存在する事をご存知でしょうか？