大林組の工事現場での事故原因を徹底解説！安全管理の重要性も

東京駅八重洲口のビル建設現場で起きた事故では、5人が落下し、2人が死亡し、3人が負傷した。

事故を受けて工事は中断され、再開の見通しはたっていない。

現場は地上51階建ての複合商業施設の建設現場であり、2025年の完成予定に向けて工事が進められていた。

事故を受けて大林組と大成建設の共同企業体は状況を確認中であり、国土交通省によると、現場は大規模な工事が行われていた。

安全対策の見直しを急ぐべきである。

東京で発生した建設現場の事故で、鉄骨が突然落下し、5人が3階まで転落した。

2人が死亡し、大林組は事故原因の究明と再発防止に全力を挙げるとコメント。

2023年9月19日午前9時半頃、東京都中央区日本橋の工事現場で鉄骨が落下する事故が発生しました。

作業員4人が鉄骨とともに落下し、重体とのことです。

一部の作業員については、鉄骨の下敷きになっていたとの報道もあります。

大林組が関与しています。

2023年9月19日午前9時15分ごろ、JR東京駅の目前で進む再開発の現場で、鉄骨の建て方中に梁（はり）が落下する事故があり、巻き込まれた作業員2人が死亡した。

事故があったのは、高さ約250mの超高層ビルなどを建設する「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」の現場。

大林組・大成建設JV（共同企業体）が施工を担当している。

事故の詳しい状況や原因は調査中。

警視庁は業務上過失致死傷の疑いも視野に捜査を進める方針だ。

大林組は同日、「工事に従事される方の安全を守れなかったことは悔恨の極みであり、ご遺族の皆様と被災された方に対して今後、誠心誠意をもって対応させていただく」とコメントを発表した。

建築計画概要書によると、敷地の南側に劇場棟、北東側にオフィスなどが入る高層棟、北西側に住宅棟を建てる。

21年10月に着工し、25年7月の竣工に向けて工事が進んでいた。

事故は劇場棟7階の鉄骨建て方中に起こった。

大林組によると、タワークレーンで吊（つ）っていた長さ18m、重さ約7トンの鉄骨梁1本が何らかの原因で落下した。

劇場棟の4～7階は大規模な吹き抜け空間となるため床がなく、梁は約20m下の3階床部分に落ちた。

その際、先行して設置が完了していた7階の鉄骨梁4本も崩落した。

大林組広報課は、「架設中だった1本の梁が他の4本に干渉して崩落したのかなど、詳しい事故の状況や原因は調査中だ」とする。

敷地は南北に延びるL字形。

オフィスや劇場などの他、大規模バスターミナルやJR東京駅と周辺市街地を結ぶ地上・地下の歩行者ネットワークなども整備し、エリアの国際競争力の強化を図る（出所：国土交通省）[画像のクリックで拡大表示]現場の周辺マップ。

JR東京駅が目と鼻の先にある。

日本橋駅にも近く、人通りが多い（写真：日経クロステック）[画像のクリックで拡大表示]この記事は有料会員限定です。

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