身体改造のなぜとその効果 - なぜ身体改造が必要なのかを徹底解説

身体改造は、古代から続く伝統的な行為であり、石器時代にまで遡る歴史がある。

身体の形状を変える目的は様々で、医療、儀礼、呪術、宗教的な理由や身分地位や美意識に基づくものまで多岐にわたる。

また、他の文化圏からは異質な行為として見なされることもある。

ボディサスペンションとは、自らの体にフックを刺して吊り上げる「身体改造」の一種であり、1989年に刊行された「モダン・プリミティブズ」という本のなかでファキール・ムサファーが実践したことが大きなきっかけとなった。

彼はアメリカ先住民の「サンダンス」と呼ばれる儀式で行われていたサスペンションを現代医学に基づいて復興し、身体改造の本質的な願望を打ち出した。

また、初めて生で見た瞬間についても語られている。

身体改造は、現代のファッショントレンドとして行われるが、その多くは医療資格のない者によって行われる。

失敗や感染症のリスクがあり、医療機関での施術が必要な場合もある。

身体改造の手法には全身入れ墨、スカリフィケーション、ピアス・肉体穿孔、インプラント、セイリーン・インフュージョンなどがある。

身体改造には、施術者にはカウンセリング・スキルも必要とされる。

腕・肢・脚など切断が生命に関わる可能性が大きい部位の場合でも、正規の資格を持つ医療従事者は健康な部位の切断に承諾・施術することはないため、切望者は自ら切断したり故意に事故を起すことがある[8]。

現代において、理由は様々であるが、過剰な身体改造を施すことを探求し、また実演を含むパフォーマンスを行う人たちがいる。

ストーキング・キャットは自らを虎の姿に改造しようとした。

ファキール・ムサファー（w:Fakir Musafar）は自らの身体改造を「ボディー・プレイ」と呼ぶ。

ジェネシス＆ポーラ・P・オリッジの様々な身体改造による変貌のさまは、2011年の第61回ベルリン国際映画祭のフォーラム部門で上映されたドキュメンタリー映画『The Ballad of Genesis and Lady Jaye』で描かれた。

また、身体改造愛好者の大会もある。

身体改造サイトBMEが主宰する世界大会モドゥコン（ModCon）は、1999年にカナダのトロントにて第1回が開催された。

BEMは2003年より野外イベントBEMフェストも開催し、愛好者たちの交流の場となっている。

日本でもクラブシーンなどでパフォーマンスが行われることがある。