辻菜摘の血液型とその後の経歴について

2004年6月1日、佐世保市立大久保小学校で起きた佐世保事件は、小学6年生の御手洗怜美さんが同級生の辻菜摘さんによって殺害された事件である。

辻菜摘さんは精神的に不安定になり、自己制御が効かなくなったとされ、その結果この悲劇が起きてしまった。

事件後も被害者家族や加害者のその後についても注目が集まっている。

辻菜摘は御手洗玲美さんをカッターナイフで切った後、15分間血を流している御手洗怜美さんを眺め、動かなくなったことを確認します。

その後給食中の教室に戻り、御手洗玲美さんが血を流して倒れているから助けるように担任に伝えます。

混乱の中救急隊員が到着し、辻菜摘は自身が殺人の加害者であることをようやく伝えます。

加害者「辻菜摘」はよっぽど特殊な関係で育ったのだろうと想像される方は多いかもしれません。

しかし、実際は普通といってもいい家庭環境で、学校生活も行動に多少問題はあったとはいえ殺人を犯すような生徒には見えなかったのが事実です。

親も教師も予想もしなかったというところが、この事件の鍵になります。

辻菜摘の危険なキャラクターの発露は、当時むしろ大人の方が疎かったインターネットの世界では本人によって開陳されていました。

また、学校に関してはクラスが学級崩壊を起こしており、教師も生徒の管理をすることを放棄していたような状況も伺えます。

低レベルな教育体制が子供達の暴走に拍車をかけた事件と捉える事もできます。

辻菜摘の家庭環境ネバダたんこと辻菜摘は祖母・父母・姉と4人で暮らしていました。

父親は結婚後病気で体を壊したため在宅で仕事をしており、母親がパートに出て家計を助けていました。

姉は商業高校に通っていました。

辻菜摘は幼い頃から手のかからない子だったようで、事件以前に何か大きな問題を起こしたという話は聞こえてきません。

しかし小学校六年生になって、所属していたミニバスケットボール部を「成績が悪くなった」という理由で父親に退部させられてから様子が変わります。

これまでミニバスケットボール部で過ごしていた時間家にいるようになった辻菜摘は、暇をもてあますようになります。

以前から詳しかったインターネットに耽溺するようになり、R指定のDVDを見て時間を潰します。

R指定のDVDをレンタルする際には姉の会員カードを借りていました。

特に辻菜摘がハマった作品が「バトルロワイヤル」です。

バトルロワイヤルは高校生が孤島に閉じ込められ国の命令で殺し合いをするというショッキングな内容の作品でした。

大ヒットしたと同時に、賛否両論を巻き起こしました。

2004年に発生した佐世保小6女児同級生殺害事件の加害者である辻菜摘は、インターネット上で流出した写真で「ネバダ」と書かれたトレーナーを着用していたことから、「ネバダたん」というあだ名で呼ばれるようになった。

辻菜摘は当時、閉鎖的で孤独な環境で育ち、父親の脳梗塞や母親のパート勤務などにより、放課後に友達と遊ぶこともできなかった。

事件後、辻菜摘は施設に入所し、現在は出所しているが、その後の消息は多くの憶測が流れている。

2004年に同級生の御手洗玲美さんを殺害した辻菜摘さんは、事件後「国立きぬ川学院」に送致されました。

そこで辻菜摘さんは内向的ながらも集団行動に問題なく、素直で真面目な模範生として過ごしていました。

小学生にして親元を離れていましたが、ホームシックになる様子はなく、落ち着いて過ごしていたようです。

辻菜摘さんは、事件当時「ホステス探偵危機一髪」というドラマの影響で犯行に及んだことが判明していますが、その後の報道で精神病の疑いも指摘されています。

辻菜摘は御手洗怜美らクラスメイトと交換日記をしていましたが、辻が「NEXT」の文字を使用し始めたことに対し、仲間が真似をする流行が発生しました。

辻はこれに激怒し、「真似しないで」と交換日記に書きました。

しかし、御手洗怜美だけは反論し、辻と対立するようになりました。

辻はアスペルガー症候群と診断されたことがありますが、精神鑑定では障害と呼べる性質のものではないと判断されています。

御手洗怜美の遺族は事件のショックで深い悲しみと自責の念を抱えています。

辻菜摘さんの精神鑑定の結果、情緒面の遅れが確認されましたが、障害と呼べる性質のものではなかったとされています。

また、入院後に精神科医から「アスペルガー症候群」と診断されたとの噂もあります。

しかし、専門家がハッキリと断言できるほど酷い病気ではなかったとされています。

2004年に起きた「佐世保小6女児同級生殺害事件」の加害者・辻菜摘の現在については、2008年春に児童自立支援施設を退所して以降、一切の個人情報が隠匿されています。

そのため、御手洗怜美さんの遺族ですらコンタクトが取れず、消息は不明となっています。

ネット上では、支援者の養子となった、結婚して子供がいるなどの噂がありますが、いずれも確認されていません。

また、遺族に謝罪に訪れたことも一度もないそうです。