赤ちゃんの顔を近づけると口を開ける表情の秘密とは？スキンシップで赤ちゃんの反応を探る

赤ちゃんのしぐさや行動には、大人から見ると理由がわからない不思議なものが多くあります。

０～４ケ月の赤ちゃんの気になるしぐさ・行動について、「ひよこクラブ」の人気連載「すくすく成長日記」監修でおなじみ、小児科医の若江恵利子先生に聞きました。

新生児期の赤ちゃんには、「原始反射」と呼ばれる、無意識に体が動くしぐさ・行動が見られます。

口に触れたものに吸いつく「吸啜（きゅうてつ）反射」、手や足に触れたものをギュッと握り締める「把握反射」、音や刺激に反応して両手をビクッと上げる「モロー反射」は代表的なもの。

いずれも３ケ月ごろまでには見られなくなっていきます。

口角を上げてフッと笑う「新生児微笑」も、この時期だけのもの。

赤ちゃんのころから口呼吸ばかりしていると、鼻の機能の成長が促されず、鼻が詰まりやすくなったり、いびきをかきやすくなったりします。

また、口呼吸で口が開いている時間が長くなると、口内が乾いて唾液の働きが低下し、口臭やむし歯の原因になりやすくなります。

さらに、マスクの着用による息苦しさから、口呼吸になっている子どもが増加している点も指摘されています。

これらのリスクから、口呼吸による影響について十分な注意が必要です。

赤ちゃんの表情の発達には、親からの情緒的な刺激が重要です。

赤ちゃんは3～4カ月頃から視力が向上し、表情を見分ける経験を積みます。

しかし、親が笑顔であやしたり、話しかけたりするような情緒的な刺激が少ないと、赤ちゃんの表情は乏しくなる可能性があります。

ママや家族全員で楽しく赤ちゃんと接することが大切です。

キシリトールは、噛む力を促しながらも、糖質を使わずにむし歯の原因にならない成分である。

また、舌や口周りの筋肉を育てる遊びや、あいうべ体操などを通じて口のトレーニングを行うことが重要である。

キシリトールはシラカバやカシなどの樹木や植物から作られ、砂糖と同じくらいの甘みがありながら、むし歯のリスクを減らす効果がある。

赤ちゃんの成長やお世話について基本から丁寧に解説しています。

新生児期からのお世話のポイントや写真を交えてわかりやすく紹介しており、月齢別に体や心の成長とかかわり方を掲載しています。

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記事には赤ちゃんの月齢別の発育・発達見通し表も付属しており、赤ちゃんの成長に関する情報が充実しています。

赤ちゃんのお口が開きっぱなしになる「お口ポカン」状態は、口唇閉鎖不全症（こうしんへいさふぜんしょう）の可能性があります。

口呼吸は、口から取り入れた空気がそのままダイレクトに体内に入ります。

これがさまざまなリスクの原因になります。

鼻呼吸は、空気中のゴミやウイルスが線毛や粘液で吸着し、ろ過された空気が適度な湿度と温度が加わった状態で体内に入ります。

赤ちゃんの体の動きや行動について知りたい方へ。

生まれてから数ヶ月の赤ちゃんの成長に伴うしぐさや行動について詳しく解説します。

赤ちゃんの笑顔や体の動きにはどんな意味があるのか、そして親が注意すべきポイントについても触れています。