ドコモのパスキー設定ができない！！対応方法を解説します

NTTドコモは、2022年から導入を予告していたパスキーをついに4月5日に開始しました。

パスキーは、FIDOアライアンスとW3Cが規格化した方式で、ログイン時に端末側に格納した秘密鍵を使用してパスワードの代わりに認証を行います。

これにより、安全性を高めつつ利便性を向上させることができます。

また、アップル、グーグル、マイクロソフトなどのプラットフォーマーも採用しており、デバイス間で秘密鍵を同期させることも可能です。

具体的な設定方法は、dアカウントのサイトで行うことができます。

NTTドコモは、2020年3月からdアカウントの「パスワードレス認証」を提供しており、iPhoneユーザーにとってはiCloudを通じたキーの同期により便利になりました。

NTTドコモが生体認証によるログイン仕様「WebAuthn」の導入を進めている。

この仕様では、サイトごとのFIDO認証資格情報を複数デバイスで同期する機能をパスキーと呼び、10月13日からはこのパスキーの利用が拡大された。

具体的にユーザーの動作がどのように変わるかというと、ユーザーIDとパスワードを使わずにdアカウント設定アプリでログインできる「かんたんログイン」機能はパスキーに置き換えられ、生体認証やスマホ認証は極力パスキーを使うようにUIを変更する。

NTTドコモの久保氏は、パスキーの利用シーンを拡大していく方針であり、具体的にはアプリをインストールしなければ使えない機能は極力減らし、ブラウザからのパスキー認証にするとしている。

NTTドコモは、dアカウントのログイン画面に変更を加え、13日以降はスマホ認証の代わりにパスキーが導入されることを発表した。

これにより、一部のUIで「生体認証または画面ロックで認証」と「スマホ認証」がなくなり、設定や利用ができないようになるが、この2つの機能自体はなくなっていない。

また、ブラウザでログインする場合はパスキーが優先されるが、アプリの場合は対応バージョンにアップデートした対応アプリの場合に、パスキーが優先される。

非対応アプリではスマホ認証が要求されることがあり、アプリの対応が進むまでは、シーンによってスマホ認証が出たり出なかったりすることが続く見込みである。

記事によれば、ドコモがiOS 16/iPadOS 16やmacOS 13 Venturaからパスキーに対応し、専用アプリ不要でSIMフリー対応が簡単になる。

これにより、FIDO2認証を利用する際のアプリインストール手間がなくなり、複数端末でログインが容易になる。

また、パスキー認証にはSMSによる2段階認証が不要なため、SMS非対応のデータ通信回線でも利用可能。

さらに、政府のマイナンバーカード機能とも親和性があり、本人確認が厳密で同時に複数端末で利用できるとされている。

海外渡航時、ドコモ回線から他社回線に切り替えると、dアカウントがログアウトされ、メールや認証が利用不能に。

解決には別のスマホが必要。

My docomoで回線解約手続きを行う際、パスキー端末設定エラーが発生する場合があります。

セキュリティ強化のための措置で、以下の対応が必要です。

指示通りに①「パスキー端末設定」を行い、パスキーで認証してください。

これにより、回線の解約手続きが可能となります。

なお、②ドコモ回線契約者は一時的に回線を切り替えて認証が可能です。

生体認証ログインはGoogle Chromeブラウザで利用可能です。

ドコモのdアカウント設定アプリは、セキュリティ強化のために2段階認証や生体認証、パスワード設定ができます。

不正アクセスからの保護にはパスキー認証やアプリを使った2段階認証が役立ちます。

かんたんログインや連絡先メールアドレス登録もあり、本人確認を行えばdポイントの送受信も可能。

d Wi-Fiの設定も簡単に行えます。

最新のスマホ認証では、デュアルSIM利用時もパスキーが統一され、指紋認証などで再ログインが可能。

記事では、FIDO Allianceのパスワードレス認証技術を採用し、他社回線への切り替えても認証がスムーズに行える可能性が示唆されている。

パスキーはFIDO2認証によってパスワードレス認証を行う仕組みを指し、FIDOクレデンシャルを使い同期・バックアップすることができる。

パスワードレス認証やFIDO認証について一般ユーザーになじみがなく伝わりにくいため、一般でも使われる「パスキー」という表現が用いられる。

パスキーを使ってブラウザやアプリでのログインを行うためにはWeb認証が利用される。

ドコモのSIMの入った端末以外では認証が不可能であり、実店舗か電話問い合わせが必要です。

FIDO2認証はパスワードを使わず、フィッシング攻撃にも強いセキュリティ認証方式です。

生体認証やクレデンシャルの同期機能を備えており、外部に生体情報が漏れる心配もありません。

ただし、端末ごとにログイン設定が必要であるというデメリットもあります。

dアカウントのログイン方法が10月13日に変更されます。

変更後は新しいログイン方法を利用する必要があります。