スノーピークの新社長に山井梨沙氏就任!?ファッション業界出身の3代目社長とは!?
💡 スノーピークの新社長に山井梨沙氏が就任
💡 山井梨沙氏は、創業者の孫でアパレル業界出身
💡 スノーピークは、顧客との絆を深め、熱狂的なファンを生み出している
それでは、スノーピークの新社長、山井梨沙氏の経歴と、スノーピークの経営について詳しく見ていきましょう。
山井梨沙の経歴とスノーピークでの功績
山井梨沙氏は、スノーピークの次世代を担う人物として、期待されていますね。
公開日:2022/09/21
✅ スノーピークは、3月27日付で山井梨沙副社長(32)が次期社長に就任すると発表しました。現社長の山井太社長(60)は代表権を持つ会長として経営に携わります。
✅ 山井梨沙次期社長は、創業者の息子である山井太社長の娘であり、ファッションブランドでの勤務経験後、2012年にスノーピークに入社。アパレル事業を立ち上げ、近年は新規事業などの企画開発責任者も務めていました。
✅ 山井梨沙次期社長は、経営陣との連携を強化し、スノーピークのさらなる発展に貢献していく意向を示しています。
さらに読む ⇒WWDJAPAN出典/画像元: https://www.wwdjapan.com/articles/1043739ファッション業界での経験を生かし、スノーピークのアパレル事業を牽引してきた山井梨沙氏。
今後の活躍が楽しみです。
山井梨沙は、スノーピークの3代目社長です。
アパレル業界出身で、ファッションを通じてキャンプへと誘う新規事業を立ち上げ、顧客層を広げました。
さらに近年では地方のものづくりを支援する事業にも力を入れ、新たな企業価値を創造しています。
スノーピークは、山井梨沙の祖父が創業したクライマー向けのギア開発からスタートし、オートキャンプ事業にも参入しています。
若い社長って、なんかエネルギッシュでいいよね!
スノーピークの創業と山井梨沙の生い立ち
スノーピークは、創業から長い歴史があるんですね。
✅ スノーピークは、キャンプ用品を中心としたハイエンドなアウトドア製品の開発・製造・販売に加え、宿泊業界にも参入し、ライフバリューブランドを目指して事業を拡大している。
✅ 2019年には、グランピング施設「スノーピークフィールドスイート 白馬・北尾根高原」をオープンし、宿泊施設を通じてスノーピーク商品の使用感を体験できる機会を提供している。
✅ コロナ禍においても業績を伸ばしているスノーピークは、人間性の回復を提唱しており、自然との触れ合いを通して豊かなライフスタイルを提案している。
さらに読む ⇒ホテル・レストラン・ウエディング業界ニュース | 月刊ホテレス HOTERESONLINE出典/画像元: https://www.hoteresonline.com/articles/10465山井梨沙氏は、幼少期から自然に親しんでいたんですね。
スノーピークは、山井梨沙の祖父が創業したクライマー向けのギア開発から始まりました。
山井梨沙は生後半年でキャンプデビューし、自然の中で家族や仲間と過ごす中で、スノーピークの製品開発が行われていました。
そのため、幼少期からキャンプや自然、ものづくりに親しみました。
しかし、学校生活では不登校になり、人間関係に悩みを抱えました。
それでも、両親から「オリジナルを目指していい」という教育を受け、自分の信じる道を模索してきました。
昔は、山の中に小屋があって、そこで寝てたんやで。
スノーピークの経営理念と山井梨沙の思い
山井梨沙氏は、自身の経験を活かして、スノーピークの経営理念を具現化しようとしているんですね。
公開日:2023/11/30
✅ スノーピークの社長である山井梨沙は、アパレル業界出身で、ファッションを通じてキャンプへと誘う新規事業を立ち上げ、顧客層を広げた。地方のものづくりを支援する事業にも力を入れており、新たな企業価値を創造している。
✅ 山井梨沙は、生後半年でキャンプデビューし、家族と共に自然の中で過ごし、開発中のキャンプギアを試す父の姿を見て育った。その経験から、子どもの安全性を考慮した製品開発にも力を入れている。
✅ 山井梨沙は、幼少期に不登校を経験したが、両親から「オリジナルを目指していい」という教育を受け、バレエ教室やキャンプ、陸上部などで、自分なりの生き方を模索してきた。
さらに読む ⇒Business Insider Japan|ビジネス インサイダー ジャパン出典/画像元: https://www.businessinsider.jp/post-227197山井梨沙氏は、不登校を経験していたんですね。
スノーピークの経営理念は「人間性の回復」です。
これは、資本主義的なフィルターの中で、人々が自分の判断に自信を持てなくなっているという背景があります。
山井梨沙は、「野生」とは人間に備わる自分で判断する能力であり、スノーピークの役割は「アウトドアパーソン」を増やすことだと考えています。
また、学校教育や広告によって「野生」が失われるのではないかと指摘しています。
山井さん自身、小学校時代から学校に馴染めず、常識や規則に囚われない大人たちとの関わりの中で「野生」を育んできたといいます。
スノーピークに入社したことで、自分の信じるものが会社の方針と一致し、「自分がズレている」という感覚がなくなったそうです。
山井さんにとってのスノーピークらしさとは、本質を考えられること。
それは、着る人のことを考えず、お互いを思いやらないブランドとは対極にあるものでした。
え、山井梨沙ちゃん、不登校やったん!?意外!
スノーピークが熱狂的なファンを生み出す要因
スノーピークは、顧客との繋がりを大切にしているんですね。
✅ スノーピークは、顧客との絆を深めるため、毎年キャンプイベント「スノーピークウェイ」を開催しており、ユーザーとの寝食を共にすることで、商品に対する意見や要望を直接聞き取ることができる。
✅ イベントでは、ユーザーから直接商品に関する意見や要望を聞き取り、改善に役立てている。また、社員もユーザーと一緒にキャンプを楽しむことで、顧客との絆を育み、ブランドへの愛着を高めている。
✅ ユーザーとの強固な絆は、商品開発やイベント企画の改善に役立っている。今後も顧客の声を積極的に取り入れ、より良い商品やサービスを提供していくことで、顧客との絆をさらに深めていくことが期待される。
さらに読む ⇒ 繊研新聞出典/画像元: https://senken.co.jp/posts/snowpeak-camp-160827スノーピークウェイは、顧客との絆を深めるための素晴らしいイベントですね。
スノーピークが熱狂的なファンを生み出す要因は、大きく3つあります。
1つ目は、顧客との共体験の場である「スノーピークウェイ」の開催です。
焚火トークを通じて顧客の声を直接聴き、経営や製品開発に反映させてきました。
2つ目は、顧客の声を経営に反映させる「スノーピーカー文化」です。
顧客の生の声を数多く聴き、暗黙知やミッションを共有することで、顧客満足度を高めています。
3つ目は、全商品を対象とした「永久保証」です。
商品の品質に自信があることを示すだけでなく、ユーザーの安心感や信頼感を醸成し、ファン化を促進しています。
スノーピークって、ファン思いの会社やね!
スノーピークの経営における「教科書」の活用
スノーピークは、経営理論も活用して、成長を続けているんですね。
公開日:2022/12/19
✅ スノーピーク社長の山井太氏は、20年以上『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー』(DHBR)を定期購読しており、経営の勉強や社員への説明、自身の好奇心を満たすために活用している。特に顧客価値の構築について、DHBRから大きな示唆を得てきたという。
✅ 山井氏は、家業から企業への進化を図る上で、ロバート・サイモンズの「エンパワーメントを成功させる4つの方法」(DHBR1996年1月号)から、エンパワーメントを行うための4つの方法(数値診断による管理、経営理念による管理、行動基準による管理、情報共有による管理)を学び、スノーピークの経営に導入した。
✅ 山井氏は、4つの方法の中で、行動基準による管理の実行が最も難しく、新規事業の決断において、目の前の誘惑に打ち勝ち、スノーピークの理念に基づいた行動を取ることが重要だと考えている。スノーピークでは、「他社の模倣はしない」「簡単に壊れるものはつくらない」など、明文化されていない行動基準も重要視しており、常に倫理的な行動を心がけている。
さらに読む ⇒DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー出典/画像元: https://dhbr.diamond.jp/articles/-/5380スノーピークは、エンパワーメント理論を導入しているんですね。
スノーピークの経営では、「エンパワーメント理論」や経営学者ピーター・ドラッカーの著作が活用されています。
同社では、トップダウンとボトムアップのバランスが重要であり、状況に応じて使い分ける必要があると考えています。
また、山井太会長は、世界の経営学者の論文を熟読し、経営に生かしてきました。
昔は、経営なんて、そんな難しいもんじゃなかったんやで。
スノーピークは、創業者の孫である山井梨沙氏の就任により、新たな時代を迎えています。
今後、どのような展開を見せるのか、注目していきたいと思います。
💡 スノーピークの新社長に山井梨沙氏が就任
💡 山井梨沙氏は、アパレル業界出身で、顧客層拡大に貢献
💡 スノーピークは、顧客との絆を深め、熱狂的なファンを生み出すことで成長を続けている