ユニバーサルミュージックの組織再編が話題!一体何が変わったの?組織再編とは!?
💡 ユニバーサルミュージックが組織再編を行い、新体制がスタートしました。
💡 レーベル統合や新レーベル設立など、変化が数多く見られます。
💡 音楽配信サービスとの連携強化も発表されました。
それでは、詳しく見ていきましょう。
ユニバーサルミュージックの組織再編
ユニバーサルミュージックの組織再編は、今後の音楽業界に大きな影響を与える可能性がありますね。
![ユニバーサル ミュージック、1/1付組織変更および人事異動を発表](https://academic-box.com/imgs/ab/727062/1.webp)
✅ ユニバーサル ミュージックは、2024年1月1日付で組織改編と人事異動を発表しました。主な変更点は、Virgin Music Label & Artist Services JapanとIngroovesを統合しVMGに改称、営業統括本部からEC本部を分割、DRC合同会社からBRAVADOを分割することです。
✅ さらに、各レーベルにおける組織改編も実施されます。UJ Johnnys’ UniverseはProject K&Pに、TJ ProjectはProject TJに改称されます。ユニバーサルシグマでは制作本部、MP本部、メディア宣伝部を廃し、A&R本部を新設、Augusta Records、パートナーシップストラテジー部を置くなど、組織再編が行われます。
✅ 人事異動では、中村卓氏が上席執行役員 レーベル統括 兼 アーティストマネジメント統括に、玉木一郎氏が上席執行役員 営業統括本部、開発本部、コンシューマーマーケティング本部、EC本部、BRAVADO、UMG FOR BRANDS、VMG、情報システム本部、プロセスイノベーション本部、DRC合同会社担当に就任するなど、複数の役員人事異動が行われます。
さらに読む ⇒音楽業界総合情報サイト | Musicman出典/画像元: https://www.musicman.co.jp/business/591365さまざまな変更点があり、今後の展開が楽しみです。
- Virgin Music Label & Artist Services JapanとIngroovesを統合し、VMGに改称。
これにより、レーベルやアーティストサービスをより効率的に提供できる体制が構築されます。
- 営業統括本部からEC本部を分割。
EC事業の拡大と強化を図ります。
- DRC合同会社からBRAVADOを分割。
BRAVADOは、アーティストグッズやライセンス商品の開発・販売を手掛ける会社です。
- UMG FOR BRANDSからライセンス部とタイアップクリエイティブ部を分割し、タイアップ&ライセンス推進本部に改称。
タイアップやライセンスビジネスをより戦略的に展開します。
- コマーシャル・オペレーションズ本部からプラットフォーム・パートナーシップ部を営業統括本部に移管し、プロセスイノベーション本部に改称。
ビジネスプロセスの効率化とイノベーションの推進を図ります。
- エリア宣伝統括本部をAREACreativePromotion本部に改称。
各エリアの宣伝活動をよりクリエイティブに展開します。
- UJをProject K&Pに改称、TJ ProjectをProject TJに改称。
よりわかりやすく、覚えやすい名称に変更します。
- ユニバーサルシグマ制作本部、MP本部、メディア宣伝部を廃止。
より効率的な制作体制を構築します。
- A&R本部を新設し、Augusta Records、パートナーシップストラテジー部を設置。
新人アーティストの発掘・育成に注力します。
- UNIVERSALSIGMAEXTENDED、UNIVERSALSIGMACOLLECTIVE、Project JHを新設。
新たなレーベルやプロジェクトを立ち上げ、多様な音楽を世に送り出します。
- マーケティングストラテジー本部を新設し、デジタルストラテジー部、メディアストラテジー部を設置。
デジタルマーケティングやメディア戦略を強化します。
- EMI Records制作&プランニング本部を新設し、制作&プランニング1部、制作&プランニング2部を設置。
より充実した制作体制を構築します。
- Virgin Music A&RMP本部を廃止し、A&R本部を新設し、MP部、デジタルマーケティング部を設置。
A&Rとマーケティングの連携を強化します。
- Universal International Project Asia、インターナショナル・コラボレーション・ハブを新設し、洋楽戦略本部を新設。
洋楽事業の拡大と強化を図ります。
- VMGレーベル・マネジメント部を新設。
レーベルマネジメントをより専門的に行います。
- USM洋楽マーケティング本部をプロダクト・マネジメント本部に改称。
洋楽作品のマーケティングをより戦略的に行います。
- AREACreativePromotion本部西日本宣伝部を廃止。
より効率的な宣伝体制を構築します。
- 営業統括本部販売管理本部を販売管理部に改称、アセット推進営業本部をアセット推進営業部に改称。
よりわかりやすく、業務内容を明確にします。
- タイアップ&ライセンス推進本部タイアップ&ライセンス部を新設。
タイアップやライセンスビジネスをより効率的に行います。
- UMG FOR BRANDSアカウント・マネジメント部を廃止し、グローバル・アカウントマネジメント部、キーアカウントマネジメント部を新設。
より戦略的なアカウントマネジメントを行います。
- BRAVADOをBRAVADO Internationalから改称。
よりグローバルな展開を意識した名称に変更します。
うむ、まさに時代の流れを感じるなぁ。
ユニバーサルミュージック社長・藤倉尚氏の経歴と音楽業界への想い
藤倉社長のリーダーシップは、音楽業界に大きな影響を与えているようです。
![Billboard International Power Playersインタビュー vol.4 藤倉尚 ユニバーサルミュージック合同会社 社長兼CEO](https://academic-box.com/imgs/ab/727062/2.webp)
✅ 藤倉氏は、ユニバーサル ミュージックCEOとして、BTSの日本でのヒット、邦楽ヒットアーティストの輩出、そして社員の正社員化によるビジネス環境への対応など、音楽ビジネスにおけるリーダーシップが評価され、Billboard International Power Playersに2年連続で選出されました。
✅ BTSの日本盤ベストアルバムがミリオンセラーを記録した要因は、ARMY以外の方にも入門しやすいように「Film out」や「Dynamite」英語版を収録したこと、そして7種類の形態での発売によるファン層への対応が功を奏したことが挙げられます。
✅ 藤倉氏は、コロナ禍においても新しい才能を発掘し、アーティストとともに成長させることを重要視しており、ストリーミング時代の変化に対応するため、社員の正社員化など、長期的な視点に立った戦略を展開しています。
さらに読む ⇒Billboard JAPAN出典/画像元: https://www.billboard-japan.com/special/detail/3603藤倉社長の音楽業界に対する想いは、とても熱く、感動しました。
- 1967年、千葉県生まれ。
その後、神奈川県に移り住む。
- 幼少期は野球に打ち込み、ピッチャーとセカンドを守っていた。
- 酒造メーカーに就職するが、音楽業界への憧れを捨てきれず、ポリドール株式会社(現ユニバーサルミュージック株式会社)に転職。
- ポリドールでは、ビーグラム、ポリスター、アンリミテッドレコードなどのレーベルで数々のヒット作品を生み出し、音楽業界で頭角を現す。
- 2007年、ユニバーサルシグマのマネージング・ディレクターに就任。
AIや徳永英明などのアーティストを手がけ、レーベルを軌道に乗せる。
- 2014年、ユニバーサルミュージックの社長兼最高経営責任者(CEO)に就任。
- 心から信じた新人アーティストとしか契約しない。
- 日本人アーティストのビルボードNo.1を目指している。
また、音楽の力で世界の人々を幸せにしたいと考えている。
わっはっは!若いもんは、元気いっぱいじゃのう!
音楽配信サービスとの提携とレーベルの設立
U-NEXTとの連携は、音楽配信サービスの進化を感じますね。
ユニバーサルミュージックは、新たなレーベルを設立し、音楽シーンを盛り上げていくようです。
- U-NEXTとユニバーサルミュージックが包括的な配信契約を締結。
これにより、Ado、BTS、Mrs. GREEN APPLEなどのユニバーサルミュージック所属アーティストのミュージックビデオがU-NEXTで配信される。
- ユニバーサルミュージックは、邦楽レーベル「ユニバーサルシグマ」内に新レーベル「UNIVERSALSIGMASATELLITE」を設立。
このレーベルは、インターネットや地方で話題になっているアーティストやトレンドをいち早くキャッチし、スピーディーに制作・宣伝・マーケティングを行うことを目的としている。
また、新人アーティストの発掘オーディションも積極的に行う予定。
え、まじ!?U-NEXTで音楽も見れるん!?
その他のお知らせ
音楽業界の裏側について貴重な情報が得られました。
公開日:2013/09/20
![誰もやらないからやった」゛御用゛な音楽メディア業界で「ミュージックマン」が築き上げた独自の存在感](https://academic-box.com/imgs/ab/727062/4.webp)
✅ 「ミュージックマン」は、音楽業界の癒着型記事が多い現状に対し、業界外部からの視点で独自の情報発信を続け、唯一無二の存在感を築いている。
✅ 記事では、音楽業界の癒着型記事の実態と、広告主寄りの記事が発信される現状を指摘している。
✅ 「ミュージックマン」は、音楽自主制作の仕方や新たな音楽配信のあり方など、業界が喜びにくい内容も発信し、業界外部からの取材者にとって「数少ない良心」と映るとしている。
さらに読む ⇒ダイヤモンド・オンライン出典/画像元: https://diamond.jp/articles/-/41937音楽業界の現状について、改めて考える機会となりました。
- エフ・ビー・コミュニケーションズ株式会社は、1985年3月に設立された音楽業界に関する情報を提供する会社。
音楽業界ビジネス年鑑『Musicman』の編集・発行や、音楽業界総合情報サイト「Musicman」の運営、就職・転職サービス「Qsicman」の運営を行っている。
うむ、音楽業界も色々あるんやね。
ユニバーサルミュージックの組織再編は、音楽業界の未来へ向けた大きな一歩となるでしょう。
💡 ユニバーサルミュージックが組織再編を行い、新体制がスタートしました。
💡 レーベル統合や新レーベル設立など、変化が数多く見られます。
💡 音楽配信サービスとの連携強化も発表されました。